2016年10月29日の団体専用列車をもって一旦は消滅していた東日本旅客鉄道山形新幹線のE3系2000番台の就役当時からの塗装である『懐かしのグレー塗装』が検査出場した幹カタL65編成に復刻され、2023年2月11日の138M列車→138B列車(山1057→東1348)より運用を開始しました。
▲E3系2000番台の登場当時のグレー塗装(写真は幹カタL68編成)。2016年10月まで残っていた幹カタL63編成以来となる約6年半ぶりにグレー塗装のE3系2000番台が幹カタL65編成で復活を遂げた。しかしこの系列の後継車両のE8系が登場しており、動向が注目されることになりそうだ。
▲E3系2000番台の現行塗装(1000番台でも0番台から転用された編成はこの塗装)。写真の幹カタL64編成は同系列2000番台で最初に塗装変更された編成だ。
E3系2000番台の就役当時からあるグレーの復刻塗装は2016年10月の幹カタL63編成以来の復活となり、約6年半ぶりに復刻される形となりました。今回のグレー塗装に戻ったのは検査出場した幹カタL65編成であり、138M列車→138B列車で運用復帰を果たしました。E3系2000番台は400系置き換えのために導入された車両ですが、この系列が後継車両のE8系によって置き換えられるわけです。すでにトップナンバーの幹カタG1編成が川崎車両株式会社兵庫工場で製造され出場している(新幹線総合車両センターに搬入されている)ことから、今後の動きが注目されることになりそうです。