2023年2月8日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センターに所属するE217系横クラY-143編成(クハE217-2043以下4両)がEF64形1030号機に牽引され、所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系横クラY-143編成が寂しく降雪前の首都圏に別れを告げる。E235系1000番台の基本編成の数もいよいよ半数の25編成に達しようとしている。
▲E217系付属編成の単独の廃車は昨年の横クラY-144編成以来である。この横クラY-144編成は昨年の『よこすかYYのりものフェスタ2022』で横須賀(JO-03)の2番線に留置され、車内イベントを実施していた。
▲E217系付属編成ラストナンバーの横クラY-146編成はドアステッカーや車内広告がなくなっており、解体される可能性もゼロではない。
この編成は1999年度に登場した8次車で登場から約24年間にわたり活躍しました。基本編成の1号車への車椅子対応トイレ設置後(車両組み換え後)に落成しているため、編成替えはされていないほか、クハE216側に電気連結器を持たない編成です(これは横クラY-144編成でも同様です)。なお東京総合車両センターにドアステッカーや車内広告を撤去状態で横クラY-146編成が2月1日に回送され入場しており、こちらは東京総合車両センターでの解体の可能性があります。
※E217系は長野総合車両センターでの解体および東京総合車両センターでの検査入場または解体が関連しており、後者は不明な点もあるため、これ以降の残数はE217系の残数が数えられる程度になるまでカウントしません。ご注意ください。