2023年1月30日より、相模鉄道で新製当初より車外スピーカーを設置している11000系、12000系、20000系列にメロディ機能が搭載され使用を開始していますが、これに関連して11000系ラストナンバーの11005Fの車内LCD式旅客案内表示器に変化が起きています。
▲11000系11005Fの車内LCD式旅客案内表示器の種別行先・次の停車駅表示に変化が起き、日本語(漢字・ひらがな)・英語だけでなく、中国語・韓国語が追加され20000系列以降の表示になった。ただし扉の開くアニメーションなどはそのままである。いずれは登場当時からの車内の種別と次駅の案内表示、号車表示が消滅する可能性があるかもしれない。
▲更新前の車内LCD式旅客案内表示器。右側の画面の種別行先表示と『次は(駅番号)○○です』表示と号車表示が11000系11005Fでは更新されているようだ。
▲更新後の車内LCD式旅客案内表示器(イメージ・写真は12000系12101F)。
これは2023年3月18日のダイヤ改正で開業する東急電鉄新横浜線、さらに目黒線・東横線との相互直通運転開始に向けた準備で乗降促進放送に発車メロディ機能が追加され、そのタイミングで車内案内表示器の更新が実施された可能性があります。残る4編成にも施工されるものと思われ動向が注目されることになります。なお乗り入れ先となる東急電鉄目黒線の運用車両で変更されている乗降促進放送のメロディが相模鉄道の車両にも入っているものと思われます(ちなみに相模鉄道本線に乗り入れる東日本旅客鉄道E233系7000番台には“Water Crown”や“Gota del Vient”のメロディが入っている)。