2023年2月13日

【元武田菱の臨時踊り子】東日本旅客鉄道E257系5000番台が初めて臨時特急『踊り子』運用に

2023年2月11日、東日本旅客鉄道E257系5000番台宮オオOM-92編成(クハE257-5107以下9両)が臨時列車で初めて『踊り子』に充当されました。前面部愛称表示器や側面部行先案内表示器には『踊り子』の表示に対応しているほか、なんと自動放送も使用されました。
▲E257系5000番台が初めて臨時運転の『踊り子』に。通常は臨時列車でも2000番台の充当が多い。5000番台最初の『踊り子』に宮オオOM-92編成(クハE257-5107以下9両)が使用され、前面部の愛称表示器や側面部の行先表示器のほか自動放送にも対応している。ただしグリーン車は2000番台とは異なり、4号車(元8号車)の下り方半室だけとなっている。
▲定期特急列車の『踊り子』に使用されるE257系2000番台。臨時運転でもこの2000番台が起用されることが多かった。今後も臨時列車の『踊り子』で5000番台が使用される可能性もあるかもしれない。

E257系5000番台宮オオOM-92編成(クハE257-5107以下9両)が充当された特急『踊り子』は8051M列車(下1012←東0730)と8056M列車(下1523→東1819)のみとなっています。元0番台ですが、2000番台とは異なり、4号車(元8号車)は半室グリーン車となっているほか座席上部の座席発売状況のランプが設置されていません。時刻表にも『踊り子51号』『踊り子56号』では車内に指定席の発売済み区間をお知らせする座席上方ランプの設置がない旨が書かれていますので、そこで判別できるかと思います。今回の充当はこの1往復だけでしたが他の臨時『踊り子』でも運用されるのかが注目されます。なおこれらの両列車は運転日にご注意ください。