2023年2月9日、東日本旅客鉄道E233系7000番台宮ハエ118編成(ID-48・クハE233-7018以下10両)が相模鉄道新横浜線羽沢横浜国大(SO-51)~新横浜(SO-52)間に初入線しました。通常の同系列は羽沢横浜国大を出ると本来の新横浜線から外れる(貨物線に入る)ため、直通運転先のダイヤ乱れなどで新横浜発着になったことを想定しての入線と思われます。
▲E233系7000番台宮ハエ118編成が『回送』表示ながらも初めて新横浜線羽沢横浜国大~新横浜間を走行した。なお同系列は東急電鉄に直通しないが、新横浜で東急電鉄・東京地下鉄・東京都交通局・埼玉高速鉄道・東武鉄道の車両と顔を合わせる可能性はある。
これは新横浜線羽沢横浜国大~新横浜間の開通で直通運転先の一部となっている横須賀線と埼京線などで運転見合わせといったダイヤ乱れが発生した場合に備えて、12000系と同様に新横浜発着への変更を想定した試験と思われます。これまではダイヤ乱れの際に羽沢横浜国大発着に変更されることがありましたので、3月18日以降はそれが新横浜に変更される形になりそうです。通常では羽沢横浜国大~新横浜間を走行する系列は20000系列と、東急電鉄の車両(8両固定編成・10両固定編成)などが中心となるので、12000系・E233系7000番台が新横浜まで入線するだけでも非常にレアですが、貫通扉を備える8000系・9000系、貫通扉をもたない10000系・11000系が新横浜に入線することはあるのでしょうか。