2023年2月18日は小田急電鉄小田原線を撮影。まずは厚木(OH33)にて。
3000形3653F。6555レ(土曜休日B26運用)。なんといきなり3653Fに遭遇。種別行先案内表示器が前面部・側面部ともにフルカラーLED化されていますが、それ以前には主電動機の全密閉モーター化が実施されていたようです。
本厚木(OH34)までの1区間だけ乗りましたが、少し違和感を覚えました。もしかして全密閉モーターに更新されたのは8000形4両固定編成の廃車の進行により、その廃車発生品を活用したのでは…?という噂があるようですが、本当なのでしょうか?
本厚木ではついに下りホームのホームドアの稼働が開始されました。ロマンスカー停車駅では初のホームドア。ホームドアの形状はまちまちで、ロマンスカー停車時などに開くものもあるようです。
このホームドア設置に合わせて、ロマンスカーでは“GSE”70000形以外の現役車種でホームドア収納部分に干渉する4号車と7号車の扉を締切としています。
3000形3275F。1029レ(土曜休日A14運用)。これに乗り、西隣の愛甲石田(OH35)で挑戦します。
3000形3274F。1030レ(土曜休日A15運用)。なんと前面部・側面部の帯をロイヤルブルーからインペリアルブルーに変更した3274Fが運用復帰したようで、遭遇できました。
ロマンスカー“EXE”30000形30255F。0325レ(土曜休日N65運用)。2023年1月1日の臨時特急『ニューイヤーエクスプレス』として1往復した同編成が来ました。相方の30055Fは0525レ(土曜休日N45運用)として走行中。リニューアルを見送られている2本の今後はどうなりますやら…。
4000形4062F。3119レ(土曜休日E36運用)。この日はE運用に3本の4000形が充当されていました。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。8005レ。この直前に1000形1094Fの3130レ(土曜休日E69運用)の出発と被り、まさかの後追いに…。諸事情があって地元の近くで出迎えることを考慮したわけですが、運転ダイヤから愛甲石田で3130レ(土曜休日E69運用)、伊勢原(OH36)で0052レ(土曜休日N42N62運用)と被る可能性は覚悟していました…。
ロマンスカー“MSE”60000形60251F。0057レ(土曜休日N75運用)。ここでの撮影は切り上げ、3000形3272Fの1031レ(土曜休日A21運用)で伊勢原に向かうのですが、なんと同駅1番ホームに先ほどのロマンスカー“VSE”50000形50001Fが1番ホームに停車中の様子が見えました。
というのも、この特別団体専用列車では2つのイベントが重なっていたんです。まずはデハ50901の展望座席で初めて行われた、『最先端技術XRをロマンスカーで体験できるモニターツアー』です。画像にあるように、よく見るとVRゴーグルが置かれているのが分かります。これの準備として、昨年12月から不定期で行われていた新宿(OH01)~伊勢原間を往復する回送列車でVRゴーグルに映すための撮影が行われていたようです。この“XRロマンスカー”の体験者は伊勢原までの乗車となっていたため、2号車デハ50801の扉が開いているのが分かります。もうひとつは小田急トラベル主催の『音鉄の皆さま向け、録音車両あり! VSE独特のサウンドを楽しむ旅』に伴うもので、こちらは新宿~秦野(OH39)間を往復するものとなっています。最後の連接台車のロマンスカーから発せられる東芝製IGBT素子が楽しめるわけです。この2つのイベントを1編成で行っていたんですね。
事業用車と並ぶロマンスカー“VSE”50000形50001Fを収めて撤収しました。伊勢原では0057レ(土曜休日N75運用)、1031レ(土曜休日A21運用)、0403Mレ(土曜休日N74運用)を待避し、11時34分頃に秦野へ向けて発車したようです。
撮影は以上です。この特別団体専用列車を運転して下さった小田急電鉄に感謝いたします。