2022年2月16日、小田急電鉄3000形リニューアル車の3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が大野総合車両所での重要部検査を終えて小田原線で試運転を実施しました。さらには3265F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が多摩線で試運転を実施しました。この同形式リニューアル車が近く営業運転復帰となるのかが注目されます。
▲大野総合車両所で重要部検査を受け、きれいな姿での小田原線初自走となったリニューアル車の3000形3266F。この編成では旅客用扉の交換自体が省略されている。
▲いよいよ営業運転復帰に向けて多摩線で試運転をしている3000形3265F。今年度分でのリニューアル更新工事は3編成分完了しているが、来年度も施工される可能性はある。旧東急車輛製造4次車で6両固定編成の3267Fの動きには注意したいところだ。
3000形リニューアル車は現時点で営業運転(A運用限定)に復帰していませんので、念入りに試運転が続けられているものと思われます。3265Fでは2月に喜多見検車区唐木田出張所に回送されて以降は留置または構内での訓練が行われていたものと思われますが、16日は多摩線での試運転が行われたようです。なお大野総合車両所で重要部検査を受けていた3266Fのリニューアル後では初自走となりました。いよいよ営業運転に入る日が近づいてきているともいえますが、リニューアル後の6両固定編成は運用が江ノ島線・多摩線全線で、小田原線は回送区間を含めると新百合ヶ丘(OH23)以西のみとなりますね。