2021年10月15日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE259系横クラNe005編成(クロE259-5以下6両)が試運転を行い、なんと総武本線の銚子まで入線しました。なおE259系が総武本線佐倉(JO-33)~成東~銚子間を走行するのは極めて珍しいこととなります。
▲まさかの総武本線に入線したE259系横クラNe005編成。日中時間帯の全列車運休が続く『成田エクスプレス』の車両を使うことに何の意味があるのだろうか。
総武本線内では209系2000・2100番台や『しおさい』に使用されている255系とすれ違う光景も展開されました。成東では停止位置を確認していたため、居合わせた人たちから注目を集めました。具体的な内容は不明ですが、この車両を使ったテレワーク向けの実験としてなのか、それとも何らかの臨時特急列車に使うのか、謎のままです。ただこの系列はコンセントや車内Wi-Fiを備えているためにテレワークに使用することは十分可能で、中央・総武線両国(JB-21)3番線での実験を経て、10月25日から29日まで品川(JT-03)の臨時ホームにE259系を留置してシェアオフィスとする取り組みも実施されるようです。いずれは各地でE259系を用いたテレワークが見られるようになるかもしれませんね。いまだにテレワーク用のSTATION BOOTHが設置されている駅は限られていますから…。