2021年9月28日から29日にかけて日本車両製造豊川製作所で製造、甲種輸送され小田急電鉄海老名検車区に搬入された5000形5059Fが10月15日に性能確認試運転を実施しました。
▲日本車両製造豊川製作所で製造された5000形5059Fが初めて小田原線を自走した。同編成の投入で1000形1051F・1058F・1061Fと1754F・1756Fのいずれかが置き換えられるはずだ。レーティッシュカラーを含む1000形非リニューアル車両の動きには気をつけたい。
日本車両製造豊川製作所の5000形は3編成目で、5059Fの小田原線内での自走試験はこれが初めてのことです。これによって置き換えられる1000形の動向が注目されます。このうち1051Fは10月23日から特別団体専用列車(11月は6両固定編成の1251F・1253F・1254Fを同伴)に使用される予定であり、11月7日の運転をもって引退する可能性があります。2代目5000形は最初の2編成は旧川崎重工業兵庫工場(現在の川崎車両株式会社)で製造されましたが、この次の2編成は総合車両製作所横浜事業所、それ以降は日本車両製造豊川製作所での製造となっています。旧川崎重工業の社名変更も影響しているのかも?
【これまでに登場した5000形】※2021年10月16日現在
<川崎重工業兵庫工場(川崎車両株式会社)>
5051F・5052F・5055F・5056F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F