2021年10月6日

【10両まとめて】西武鉄道2000系2001F・2407Fが横瀬車両基地に廃車回送される

2021年10月5日、西武鉄道新宿線・拝島線で長らく活躍していた南入曽車両基地所属で最古参の2000系2001Fと2407Fの10両が横瀬車両基地に自走回送されました。廃車解体処分のためと思われます。これで現役の旧タイプの2000系の8両固定編成は2007Fのみとなります。
▲西武鉄道で最古参の2000系2001Fが幕式に戻された2407Fを伴って帰らぬ旅へ。小手指車両基地所属となる40000系40156Fが導入されたため、これに押し出される形となった。
▲2両固定編成でついに廃車除籍となる2407F(写真右側)。2両固定編成の単独では勾配のある秩父線自走が難しいためか、8両固定編成で廃車になるものと思われる2001Fが秩父線内で先頭に立つことを考慮して池袋線内基準で飯能(SI-26)寄りに2407Fが連結された。
▲8両固定編成で唯一残っている2007F。この編成も40000系40157Fの導入があるため先は長くないだろう。

2000系2001Fは2本のみが残った8両固定編成のうちの1本で、新宿線利用時にはとてもお世話になりました。また同系列および西武鉄道の車両のなかでは現役最古参(中間2両を除く)であるほか、2407Fは種別行先案内表示器がフルカラーLED化されていましたが、新2000系2両固定編成と交換する形で幕式に戻され運用されていました。2003Fの廃車回送により旧タイプの2000系が次々と置き換えられていく予感がします。8両固定編成で残る旧タイプの2000系は2007Fのみとなり、幕式に戻された2両固定編成とともに廃車となることが予想されます。なお小手指車両基地に40000系40156Fが配置され運用を開始していますので、40157Fの導入時に2007Fと幕式の2両固定編成が置き換えられる可能性がありそうです。