2021年10月2日と3日に、東日本旅客鉄道中央・総武線両国(JB-21)の列車ホーム3番線にて『ちばトレインフェスティバル』が開催され、2日はE257系5500番台宮オオOM-52編成(クハE257-5509以下5両)、3日は185系200番台宮オオB6編成(クハ185-212以下6両)がそれぞれ展示されました。
▲2日に展示された波動輸送向けE257系5500番台宮オオOM-52編成。内装は車内防犯カメラの設置とクハE257-5509とクハE256-5509への荷物置き場の設置以外は種車の500番台とほぼ同じとなっている。
▲3日に展示された廃車が迫っている185系200番台宮オオB6編成。横浜線に入線するためのATCを搭載しているため『はまかいじ』で運用されていたことがあり、『はまかいじ』の幕を表示してファンを喜ばせた。
2日のE257系5500番台宮オオOM-52編成は『試運転』表示、185系200番台宮オオB6編成は『はまかいじ』を掲出し、ファンを楽しませました。両系列とも臨時快速列車などの波動輸送向けに使用される編成ですが、前者は185系を置き換えるために元500番台千マリNB-09編成を改造した編成であり、クハE257-5509(元クハE257-509)の前面部の幌はそのまま残されています。これは2500番台と異なり5500番台同士での併結で10両編成としての運用を想定しているものと思われます。臨時快速列車や臨時特急列車で使用するため座席上部の指定席発売状況を示すランプの設置が省略されています。