2021年10月1日、東急電鉄が残存する8500系(8622F・8630F・8631F・8637F)のうち今後廃車予定の8622F・8630Fの両先頭車の特別販売を行うことを発表しました。ただし東急電鉄側の厳正な審査のうえ当該車両を適切に保存してくれる方のみが対象となります。
▲特別販売される8500系8622Fのデハ8622とデハ8522(写真)。締め切り期限を考慮すると次の廃車候補はおそらくこの編成と思われる。
▲特別販売される8500系8630Fのデハ8630(写真手前)とデハ8530。この編成は11月の締め切りということで、同月での廃車が予想されている。
両編成の各先頭車はまず車両ごと販売され、完売しなかった場合は先頭車のカットモデルとして販売され、それらが完売しなかった場合は運転台のみ販売される方式となっています。締め切り日時からして8622Fの分から販売されるようです。なおそれ以外の車体側面部のコルゲート部分や車番、製造先銘板や座席をセットとした特別セットの販売もありますが、これらは8622F・8630F以外で先に廃車となった編成から取り外された部品からとなります。