2021年10月8日

【元八トタ常駐編成】東日本旅客鉄道E257系5500番台宮オオOM-53編成(元500番台千マリNB-10編成)が登場

2021年10月7日、東日本旅客鉄道秋田総合車両センターに入場していたE257系500番台千マリNB-10編成(クハE257-510以下5両)が5500番台宮オオOM-53編成(クハE257-5510以下5両)に改造され姿を現しました。
▲臨時快速列車および臨時特急列車に使用されるE257系5500番台(写真は両国(JB-21)3番線で展示された宮オオOM-52編成)。新たに豊田車両センターに常駐していた編成から改造された宮オオOM-53編成の登場で5500番台は3編成15両の在籍となっている。
▲2015年のダイヤ改正で房総特急が削減され半数近くが余剰となり、そのうち波動輸送向けとして約6年間豊田車両センターに常駐していたE257系500番台千マリNB-10編成。改造前の塗装は側面部に赤色のアクセントが入っていた。

編成はクハE257-5510+モハE257-5510+モハE256-5510+モハE257-6510+クハE256-5510となり、両先頭車への荷物置き場の設置と車内防犯カメラの設置、制御装置更新と塗装変更と前照灯のLED化以外は500番台時代の名残があり、車両改造は他編成と同様に最小限となっているようです。団体専用列車や臨時快速列車にも使用することから、座席状況確認ランプはありません。残る豊田常駐編成2本(千マリNB-11編成・千マリNB-12編成)も5500番台への改造が予想され(これは元千マリNB-08編成から元千マリNB-10編成までと元千マリNB-13編成・元千マリNB-14編成がそれぞれ2500番台と5500番台に改造されている)、波動輸送向けの5000番台は最後まで0番台で残っていた3編成(27両)の配属ですが、5500番台はほぼそれに近い両数の5編成(25両)が配属されることが予想されます。

【E257系電車の転用状況】※2021年10月8日現在
《  0  番台》元長モトM-101編成《2000番台》宮オオNA-01編成
《  0  番台》元長モトM-102編成《2000番台》宮オオNA-02編成
《  0  番台》元長モトM-103編成《2000番台》宮オオNA-03編成
《  0  番台》元長モトM-104編成《2000番台》宮オオNA-04編成
《  0  番台》元長モトM-105編成《5000番台》宮オオOM-91編成
《  0  番台》元長モトM-106編成《2000番台》宮オオNA-05編成
《  0  番台》元長モトM-107編成《5000番台》宮オオOM-92編成
《  0  番台》元長モトM-108編成《2000番台》宮オオNA-06編成
《  0  番台》元長モトM-109編成《2000番台》宮オオNA-07編成
《  0  番台》元長モトM-110編成《2000番台》宮オオNA-08編成
《  0  番台》元長モトM-111編成《5000番台》宮オオOM-93編成
《  0  番台》元長モトM-112編成《2000番台》宮オオNA-09編成
《  0  番台》元長モトM-113編成《2000番台》宮オオNA-10編成
《  0  番台》元長モトM-114編成《2000番台》宮オオNA-11編成
《  0  番台》元長モトM-115編成《2000番台》宮オオNA-12編成
《  0  番台》元長モトM-116編成《2000番台》宮オオNA-13編成
《500番台》元千マリNB-06編成《2500番台》宮オオNC-31編成
《500番台》元千マリNB-07編成《2500番台》宮オオNC-32編成
《500番台》元千マリNB-08編成《5500番台》宮オオOM-51編成
《500番台》元千マリNB-09編成《5500番台》宮オオOM-52編成
《500番台》元千マリNB-10編成《5500番台》宮オオOM-53編成
《500番台》現千マリNB-11編成《5500番台》宮オオOM-54編成(?)
《500番台》現千マリNB-12編成《5500番台》宮オオOM-55編成(?)
《500番台》元千マリNB-13編成《2500番台》宮オオNC-33編成
《500番台》元千マリNB-14編成《2500番台》宮オオNC-34編成