2021年10月11日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道相模線向け新型車両E131系500番台横コツG-07編成(クモハE131-507+サハE131-507+モハE130-507+クハE130-507)が落成しました。これで同系列は予定数の半分を突破しました。
▲着々と製造が進められているE131系500番台。導入予定数(全12編成)の半分を突破した。なお最後の2編成(8両)はE131系80番台千マリR11編成・千マリR12編成と同じく線路モニタリング搭載車の580番台となるようだ。
E131系500番台は7編成(28両)となり、当初の導入予定数の半分を越えました。最後の2本は線路モニタリング搭載車両(すなわち580番台)となるため、純粋な500番台はあと3編成(12両)になるものとみられます。なおこれと同時期に製造されている600番台でも線路モニタリング搭載車が登場するため、600番台のほかに最後の数本で線路モニタリング搭載車の680番台が登場しそうな気がします。こういったローカル区間の主力は徐々にE131系0番台や500番台や600番台などの新型車両にとって代わられそうです(例外としてその前の川越線と八高線電化区間では中央・総武線から転用された209系3500番台・E231系3000番台を投入した)。E131系の製造投入を優先している感があるためか、E235系1000番台の増備がぴたりと止まっているようですね。横クラF-14編成以降のグリーン車(サロE235形1000番台+サロE234形1000番台)の出場が同系列の増備再開のタイミングといえるのかもしれません。年内にE131系500番台(12編成)・600番台(15編成)の投入が完了すると仮定してもE235系1000番台自体の増備が年跨ぎになる可能性はありそうです。
【相模線車両在籍状況】2021年10月12日現在
《205系500番台》13編成
R1・R2・R3・R4・R5・R6・R7・R8・R9・R10・R11・R12・R13
《E131系500番台》7編成
G-01・G-02・G-03・G-04・G-05・G-06・G-07