2019年3月26日、東武鉄道と東京地下鉄がスカイツリーライン・日比谷線相互直通列車に有料着席サービスを導入すると発表しました。有料着席サービスの新設に対応するため、現行の70000系をベースとして一部のデザインを変更した『70000・70090系』が新製投入される予定です。
▲有料着席サービスの導入のため東武鉄道70000系をベースとした『70000・70090系』を導入へ。この系列にはロング・クロスの両方に転換できるシートを採用し、日比谷線直通列車で着席通勤の需要に応えるというものだ。
有料着席サービスを行う列車の運行開始時期は2020年度で運行時刻、運行区間、停車駅、料金については詳細が決まり次第発表されるとのことです。70000・70090系はどのくらい投入されるのかは不明ですが(トップナンバーの予想は『71791F』)、近畿車輛で製造されることでしょうね。座席は50000・50090系や東京急行電鉄6020系の『Q SEAT』車両、西武鉄道40000系と同じロング・クロスに転換できるシートを導入し、有料着席サービスを行う列車はクロスシート、それ以外の通常運行時はロングシート(6人掛け)になるものと思われます。クロスシート運用時にのみ使用できる100V対応のコンセントが設置される可能性がありそうですね。