2019年3月2日

【車体更新2本目】京浜急行電鉄新1000形1009編成が車体更新工事と重要部検査を受ける

2018年度の京浜急行電鉄の鉄道事業計画において新1000形アルミ車の車体更新工事が1編成に施工されることを発表していましたが、2019年2月22日にその車体更新工事と重要部検査を通した1009編成(浦賀[KK-64]・三崎口[KK-72]寄りからデハ1009+サハ1010+サハ1011+デハ1012+デハ1013+サハ1014+サハ1015+デハ1016)が出場試運転を行いました。
▲新1000形では車体更新工事施工2編成目となった1009編成(8両編成)。この編成は旧東急車両製造で製造されたアルミ車の1次車である。車体更新工事に伴い制御装置が交換されている。
▲2019年度は次の施工対象となりうる1017編成(8両編成)の動向が注目される。新1000形のシーメンス製GTO素子VVVFインバータ制御の消滅は時間の問題となりそう。

先頭車前面部の車両番号部分には京浜急行電鉄のマスコットキャラクター『けいきゅん』のイラストが貼付されており、ファインテック久里浜事業所に入場した際の2018年度の車体更新工事の対象編成だったものと思われます。車体更新内容は1001編成(デハ1001+サハ1002+サハ1003+デハ1004+デハ1005+サハ1006+サハ1007+デハ1008)と同じものと思われます。制御装置の交換が行われているため、試運転は念入りに行われていたようです。2019年度の車体更新工事施工は番号順でいけば1017編成の可能性がありそうです。