2019年3月16日のダイヤ改正より、東日本旅客鉄道松本車両センター(長モト)所属のE353系電車を使用する特急『富士回遊』(英語では“FUJI EXCURSION Limited Express”)、18日より座席指定の定員列車『中央ライナー』『青梅ライナー』に代わって特急『はちおうじ』・『おうめ』が登場しました。
▲特急『富士回遊』・『はちおうじ』・『おうめ』に充当されているE353系。このうち運転初日の特急『はちおうじ』4号(5204M列車)には上り方から長モトS201編成(クモハE353-1以下3両)+長モトS106編成(クハE353-6以下9両)が充当された。
▲臨時列車の特急『富士回遊』に充当されているE257系500番台。初日は『SERIES E257』のロゴと側面部の戸袋部分デザインが赤色基調となった千マリNB-10編成(クハE257-510以下5両:写真はロゴ変更前)が充当され、『特急』表示で運転された。
いずれの特急列車は全席座席指定で運転され、乗車の際には指定席特急券(グリーン車の場合はそれとグリーン券込み)、座席未指定券が必要です。E353系にはフルカラーLED式の案内表示器が搭載されており、『富士回遊』では富士山のイラストが入ったロゴ、『はちおうじ』『おうめ』では列車名と号数、『指定席』の表示のほかに行先を複数表示し、上りでは『新宿(JC-05)・東京(JC-01)』と表示、下りでは『はちおうじ』の場合は『立川(JC-19)・八王子(JC-22)』、『おうめ』の場合は『拝島(JC-55)・青梅(JC-62)』と表示するようです。