2019年3月12日

【まさかの】東日本旅客鉄道上野東京ラインで日中時間帯の最長運行列車がなくなる?

2019年3月16日に東日本旅客鉄道が実施するダイヤ改正で、現行ダイヤで上野東京ラインの最長運行列車である熱海(JT-21, CA00)~東京(JT-01, JU-01)~黒磯間の列車が北行2本、南行1本(土曜休日のみ)運転されていますが、このうち日中時間帯の北行1本(熱海11時32分発)が行先短縮のうえで消滅することが明らかになりました。

▲熱海始発黒磯行きの最長運行列車は現行ダイヤで1586E列車熱1132→黒1617)と1644E列車熱1853→黒2339)があるが、このうち前者の1586E列車が宇都宮行きに短縮さる。そのため折り返しで設定されていた黒磯始発の宇都宮線通勤快速(平日のみ)・快速ラビット(土曜休日のみ)が消滅し、通勤快速・快速ラビットの宇都宮~黒磯間の運行も終了する。

ダイヤ改正後では1586E列車の発車時刻が約3分繰り下がって熱海11時35分発となり、宇都宮で終点となるようです(熱1135→宇1511)。このため現行の1586E列車の折り返しで設定されていた平日の3552M列車(通勤快速、黒1639→上1904)・土曜休日の3552M列車(土曜休日、黒1639→上1904)は現行の平日の3550M列車(通勤快速、宇1636→上1612)・土曜休日の3550M列車(快速ラビット、宇1636→上1813)とともに削減され、宇都宮線の上り通勤快速・快速ラビットは3本に減ります。

なお熱海始発黒磯行きは完全には消滅しませんが、ダイヤ改正後は1644E列車の1本のみ(熱1853→黒2339、宇都宮以北の最終列車)のみが残ることになります。なお土曜休日のみ運転の南行1本はそのまま継続となるので、熱海~黒磯間の列車は平日北行1本のみ、土曜休日は1往復のみとなります。また宇都宮線の宇都宮~黒磯間の列車はダイヤ改正後は一部時間帯が1時間に3本である以外は1時間に2本の運転であり、特に午後の時間帯で減便されているようです。