2019年3月22日、小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事と重要部検査のため入場していた1093F(10両固定編成)が検査を終えて出場し、性能確認試運転が小田原線相模大野(OH28)~小田原(OH47)間で実施されました。営業運転復帰に向けた足慣らしと思われます。
▲リニューアル更新工事を受けた後に重要部検査を通した1000形1093F。ところが1091F・1095F・1096Fと異なりスカートはまさかの小型タイプのままだった。
製造当初からの10両固定編成でのリニューアル更新工事の施工は1091Fに続いて2編成目です。1091F・1095F・1096Fでは先頭車のスカートが大形タイプに交換されましたが、1093Fではなぜか先頭車のスカートが大形タイプに交換されていませんでした。2018年度分のリニューアルは1067F(4両固定編成)・1093F(10両固定編成)で予定通り終了し、2019年度の対象編成、対象両数が気になります。なお6両固定編成のままリニューアル更新工事を受けた編成はなく、元1256Fが現在では1095Fの下り方6両、元1252Fが現在では1096Fの下り方6両となっています。
【1000形リニューアル車の状況】 ※2019年3月22日現在
2014年度:1057F・1066F 4両2編成
2015年度:1063F 4両1編成
《このあと元1256Fと元1056Fの1095Fへの大規模改造が始動》
2016年度:1095F・1096F 10両2編成
2017年度:1064F・1091F 4両1編成、10両1編成
2018年度:1067F・1093F 4両1編成、10両1編成