2019年3月10日終電後(11日未明)、小田急電鉄喜多見検車区に静態保存されていた保存車両の1形(当時は前身の『小田原急行鉄道』時代に登場、モハ10[元デハ1105])が大野総合車両所まで回送されました。
▲喜多見検車区構内に保存されていた最古車両の牽引を担当した1000形1254F(6両固定編成)。
この保存車両の牽引は1000形1254F(クハ1254+デハ1204+デハ1304+サハ1354+デハ1404+クハ1454)が担当しました。編成は新宿(OH01)寄りからモハ10(1形)+クハ1254+デハ1204+デハ1304+サハ1354+デハ1404+クハ1454(現役車両の1000形1254F)となりました。保存車両を一時的に大野総合車両所に移動させるための回送と思われます。小田急電鉄では運用数や列車本数の増加などに伴う喜多見検車区における車両留置スペースを確保するため、一部の保存車両を解体することが発表されており、今年度は2200形の1両が解体処分されるようです。ダイヤ改正を控えて喜多見検車区に静態保存されている通勤形車両を大野総合車両所の構内に移動させ、67番構内留置線、68番構内留置線、69番構内留置線に保存車両を分散して保管し、喜多見検車区の車両留置スペースを確保するものと思われます。