2019年3月29日

【一足先に発表】東京地下鉄が2019年度鉄道事業計画を発表

2019年3月26日、東京地下鉄が2019年度鉄道事業計画を発表しました。投資額は約1850億円です。【車両面】と【設備面】で分けてみていきましょう。

【車両面】
▲昨年度に引き続き、新型車両の新製投入が続けられる。日比谷線向けには13000系、丸ノ内線向けには2000系が製造投入されている。
▲車両面では有楽町線・副都心線向け『17000系』、半蔵門線向け『18000系』という新型車両導入に向けた設計に着手する。写真は今後置き換えられることが予想される現行車両の7000系および8000系。

車両面では千住検車区向けの13000系および中野検車区向けの2000系の増備のほか、新たに有楽町線・副都心線向けで和光検車区配置と予想される新型車両『17000系』、半蔵門線向けで鷺沼検車区配置と予想される新型車両『18000系』の導入に向けた設計に着手するようです、02系は2000系、03系は13000系にそれぞれ置き換えられていますが、7000系は17000系に、8000系は18000系に置き換えられる可能性がありそうです。

【設備面】
設備面では丸ノ内線の方南町(Mb-03)でのホーム延伸工事を完了させ、本線と支線(池袋[M-25]~方南町間)を直通する6両編成の列車の運転を実現させるほか、丸ノ内線・日比谷線・半蔵門線でCBTCの導入、東西線飯田橋(T-06)~九段下(T-07)間の折り返し線設備の推進、茅場町(T-12)のホーム延伸、木場(T-13)のホーム・コンコース拡幅工事、南砂町(T-15)のホーム増設と待避線の設置、銀座線渋谷(G-01)の移設・改良工事および浅草(G-19)の折り返し設備の整備推進、有楽町線豊洲(Y-22)の改札機増設工事、南北線の8両編成運転開始に向けた駅設備などの改修(ホームドア延伸など)、日比谷線・千代田線・有楽町線・副都心線での駅構内案内サイン更新などが予定されています。