2018年9月21日

【歌舞伎塗装消滅】東京急行電鉄7700系7912Fが長津田車両工場に回送される

2018年9月20日、東京急行電鉄池上線・多摩川線で運用されていた雪が谷検車区所属の7700系7912F(五反田[IK-01]・多摩川[TM-01]寄りからクハ7912+デハ7812+デハ7712の3両)が7500系『TOQ i』(デヤ7500・デヤ7550)に挟まれて長津田車両工場に回送されました。

▲長津田車両工場に廃車除籍のため回送された7700系7912F。同編成は7600系・7700系で最後まで残っていた歌舞伎塗装の編成であった。この編成も養老鉄道に譲渡される可能性は高く、3両のままかそれとも2両に短縮し譲渡か、というところに注目だ。
▲回送区間の目黒線・大井町線・田園都市線内では7700系7912Fを挟み込み牽引を担当した7500系『TOQ i』(デヤ7500・デヤ7550)。

今回の回送は7912Fの廃車除籍と養老鉄道譲渡に向けた改造工事の施工が目的と思われます。この7912Fは7914Fとともに残っていた歌舞伎塗装の編成であり、同編成の廃車除籍で前面部に歌舞伎塗装をまとう雪が谷検車区所属の7700系は消滅することになります。これで最後まで残る7700系は3両3編成(9両:7901F・7905F・7906F)となりました。