2018年9月28日、西武鉄道は昨年2017年まで夏(8月19日)に開催されていた『南入曽車両基地 電車夏まつり』のタイトルを変更し、『西武トレインフェスタ in 南入曽車両基地』として11月10日に開催すると発表しました。
▲昨年は8月19日に一般公開され、2000系2007Fの台湾ラッピング電車、武蔵丘車両基地からのゲストとして9000系9103F、玉川上水車両基地所属の6000系6102F、101系263Fなどが展示された。
▲主力車両の2000系電車。特に2両編成は平日よりも土曜休日の出番が少ないため、車両撮影や展示に使用されやすい。昨年は旧2000系の2両編成で唯一の幕車・LED幕車の2403F・2413Fも展示されたことが特筆される。ちなみに昨年の綱引き電車には新2000系2453Fが使用された。
▲昨年は新所沢(SS-22)と南入曽車両基地を結ぶ臨時列車に2000系2093Fのほか、『銀河鉄道999』ラッピング電車の20000系20158Fが充当された。この臨時列車の運賃は無料(ただし新所沢から乗車する場合は改札口付近で配布されるアンケート兼乗車証が必要)で、西武鉄道の各駅から南入曽車両基地へ直接向かう場合は乗車駅から新所沢までの乗車券で大丈夫だ(ICカードでも同様に適用されるため、私も当時持っていた定期券を活用し、航空公園(SS-23)~新所沢間の運賃のみで済んでいる)。
▲平日、土曜休日ともに固定運用で日中時間帯の運用がほとんどない40000系40105F・40106F。今年は定期運用の合間を縫っての車両展示があるかに注目したい。
このイベントはもともと夏に行われていましたが、今年の夏は連日の摂氏30度以上の厳しい暑さ(ときに摂氏35度以上の猛暑)が続いたことにより熱中症で倒れる人が相次ぐ可能性が高いため、暑い夏に開催するのは危険であると判断し、涼しくなった秋に開催するように変更したためと思われます。昨年に参加した際にもかなりの暑さを経験したので、秋に開催する判断は個人的に正解だと考えています。なお展示車両については明らかになっていませんが、南入曽車両基地に所属する主力車両の2000系(特に土曜休日の出番が少ない2両編成)や10000系が予想されています。同年3月から加わった40000系の展示があるのかどうかに注目が集まりそうです。また小手指車両基地所属の30000系38105Fにラッピングを施した『ぐでたまスマイルトレイン』をプラレール(3両編成)で先行発売することも発表されました。こちらは購入する際には『西武線アプリ』内の電子整理券が必要となりますので、『西武線アプリ』をダウンロードしたうえで、アプリ会員登録を行ってください。