2018年9月10日、東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-105編成(クハE257-105以下9両)が修学旅行向けの団体専用列車に初めて充当されました。同編成は東海道線小田原~日光線日光間を上野東京ライン(東京[JT-01, JU-01]・上野[JU-02])経由の形で運転されました。
▲上野東京ラインに初めて入線したE257系0番台(長モト)。同系列はこの修学旅行向け団体専用列車への充当に向けて日光線を試運転していること、従来修学旅行向けに使用されてきた185系200番台宮オオB2編成・宮オオB3編成の廃車で車両が変更されたものと思われる。
E257系0番台の上野東京ラインへの入線は今回が初めてのことです。始発駅の東海道線小田原から宇都宮線宇都宮までは貫通形先頭車のクハE257-105(3号車)が先頭、宇都宮から日光線内では進行方向が変わるために、非貫通先頭車のクハE256-5(11号車)が先頭となりました。E257系0番台は8月上旬に廃車となった185系200番台宮オオB2編成(8両編成)より1両多い9両編成ですが、9両のうち1両(8号車)はサロハE257形(半室グリーン車)が組み込まれています。廃車となる185系と、臨時列車への転用が進むE257系(0番台・500番台[千マリ])にいっそう目が離せなくなりそうです。