2018年9月4日

【廃車・譲渡】東京急行電鉄7700系7903Fが長津田車両工場に回送される

2018年9月3日、東京急行電鉄池上線・多摩川線で運用されていた雪が谷検車区所属の7700系7903F(五反田[IK-01]・多摩川[TM-01]寄りからクハ7903+デハ7803+デハ7703の3両)が7500系『TOQ i』(デヤ7500・デヤ7550)に挟まれて長津田車両工場に回送されました。



▲長津田車両工場に回送された7700系7903Fの動きが気になるが、解体処分とならずに養老鉄道に譲渡される可能性が高い。3両で譲渡か、それとも2両に短縮し譲渡か、というところに注目だ。
▲回送区間の目黒線・大井町線・田園都市線内では7700系7903Fを挟み込み牽引を担当した7500系『TOQ i』(デヤ7500・デヤ7550)。

今回の回送は7903Fの廃車除籍と養老鉄道譲渡に向けた改造工事の施工が目的と思われます。この編成は2014年5月まで赤帯のない状態のクラシックスタイルで運用されていた7910Fの3両が廃車されて以降は、東京急行電鉄の車両では最古参車両でした。前回の歌舞伎塗装の7914Fとは異なり、今回の7903Fでは前面部の赤色の帯だけが特徴なので、譲渡された後に外観上の帯の部分をどうするのかに注目するべきでしょうか。これで残る7700系は3両4編成の12両のみ(7901F・7905F・7906F・7912F)で、歌舞伎塗装の7700系は7912Fのみとなっています。