2018年9月29日

【惜別・引退】東京地下鉄6000系が10月5日に定期運用を終了、特別運転で引退へ

2018年9月28日、東京地下鉄が自社の千代田線と東日本旅客鉄道常磐緩行線で運用されている綾瀬検車区所属の6000系(6102F・6130F)について、同年10月5日に定期営業運転を終了し、10月13日から11月11日までの土曜休日に1往復の特別運転を行うことが発表されました。
▲平日朝夕ラッシュ時間帯を中心に運用される6000系6102F。同系列の最古参車両で唯一の中窓タイプの旅客用扉の車両である。制御装置は日立製作所製のIGBT素子VVVFインバータである。なお小田急電鉄小田原線への乗り入れは終了している。
▲平日朝夕ラッシュ時間帯を中心に運用される6000系6130F。同系列で唯一の大窓タイプの旅客用扉の車両である。制御装置は三菱電機製のIGBT素子VVVFインバータである。なお小田急電鉄小田原線への乗り入れは終了している。
▲今や千代田線の主力車両である16000系。ホームドア導入の関係上からか、6000系より2編成多い10両37編成(370両)が製造された。

これはかつての千代田線の主力車両であった6000系(最盛期は10両35編成、3両1編成の合計353両)が16000系(10両37編成の合計370両、増備完了)に置き換えられ、現在在籍しているのが6102Fと6130Fの10両2編成(20両)のみとなっており、両編成が近く引退することとなったためです。10月5日に6000系が定期営業運転を終了し、10月13日から約1ヶ月間、11月11日までの土曜休日に、2編成に特製ヘッドマークを貫通扉に掲出し、綾瀬(C-19, JL-19)~霞ケ関(C-08)間で1往復の特別運転を実施することも発表されました。撮影の際には混雑が予想されますので、安全を確保してから行うようにしてください。

【東京地下鉄6000系特別運転ダイヤ】 ※表示は『霞ケ関』のみ、『綾瀬』のみ
往路:綾1329→北1333→西1339→茶1347→手1349→日1353→霞1355
復路:綾1442←北1439←西1432←茶1424←手1422←日1419←霞1416