▲京王電鉄相模原線の若葉台（KO-39）に隣接する若葉台検車区構内で入換作業を行った10-300R形10-330F。帰らぬ旅へ出ていたようで、10-300R形が10-000形よりも先に全廃となった。
▲先頭車と側面の車番下部に掲出されていた小さなヘッドマーク。なんと幸いにもヘッドマークは廃車回送前に撤去されることなくそのまま残されていた。なんとも粋な計らいである。
▲10-300形2次車ベースの先頭車（写真右側）と10-000形から転用の中間車（写真左側）の組み合わせもとうとう見納めに。この編成は優先席ステッカーが交換されていなかったようだ。
この回送により10-300R形は10-000形よりも先に全滅という形になりました。私はこのときちょうど京王電鉄本線・相模原線で移動していた際に若葉台検車区で入換作業中の同編成を目撃、若葉台で途中下車し入換終了まで記録しました。この記録が10-300R形の最後の目撃・撮影となりました。なお前面部と側面部の車番下部に掲出されていたヘッドマークは撤去されずに運転されました。しかし今後も10-000形置き換えとして10-300形5次車以降の増備が進むものと思われます。
