2017年2月1日、東京地下鉄日比谷線全線を中心に活躍していた千住検車区所属の03系03-114Fが千住検車区竹ノ塚分室から東武鉄道スカイツリーライン・伊勢崎線・佐野線経由で渡瀬(TI-31)構内の北館林荷扱所へ自走回送されました。廃車除籍のためと思われます。
▲日比谷線の03系03-114F(5扉車組み込み編成)がついに帰らぬ旅へ。新型車両13000系の本格運用の開始を待たずして03系に初めての廃車が発生した。残る03系は8両41編成(合計328両)でそのうち5扉車組み込み編成は残り19編成(合計152両)となった。
▲新型車両13000系の13101Fは日比谷線内のみを中心に性能確認試運転が続けられているが、スカイツリーラインでたびたび臨時回送の動きが多い13102Fにも気をつけたいところ。
同編成の北館林荷扱所への回送により03系および5扉車組み込み編成で初めての廃車が発生することとなります。同系列は定期的に東武鉄道スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線(最遠では日光線の南栗橋[TN-03]まで)に乗り入れていることから、竹ノ塚分室からの全区間において自走回送の形がとられており、竹ノ塚(TS-14)→東武動物公園(TS-30)→館林(TI-10)→渡瀬(TI-31)と走行しました。今後の03系の廃車回送は竹ノ塚分室から北館林荷扱所への回送が基本になっていくものとみられます。同じく廃車が予想されている東武鉄道20000・20050・20070系でも廃車の際には北館林荷扱所への自走回送となるものと考えられます。