2017年2月1日

小田急電鉄ロマンスカーLSE7000形7004F、最後の重要部検査出場か

2017年1月31日、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』の7000形7004F(小田原[OH47]寄りからデハ7804+デハ7704+サハ7154+デハ7604+デハ7504+デハ7404+デハ7304+デハ7204+サハ7054+デハ7104+デハ7004)が重要部検査を受けて大野総合車両所を出場し、相模大野(OH28)~小田原間で試運転を実施しました。

▲重要部検査を通しきれいになった『LSE』の7000形7004F。2018年に同形式の後継車両にあたる『70000形』が登場するため、この7004Fにとっては最後の重要部検査出場となったのだろうか。この形式の活躍は長くてもあと1年2ヶ月ほどか。

試運転の際に同編成の連結器はむき出しのまま走行しました。この形式は2018年に後継となる『70000形』(愛称未定)が登場し、最古参のロマンスカーである『LSE』7000形7003F・7004Fを置き換えることが予想されているため、7004Fにとっての今回の重要部検査出場はおそらくこれが最後になってしまうものと思われます。この編成は1983年に新製出場、1997年から1999年にかけて日本車両豊川製作所でリニューアル更新工事(3号車サハ7050形で車椅子対応座席の設置やそれによる旅客用扉の出入口拡張など)を当時最盛期の4編成(すなわち7001F・7002Fがまだ現役だった時代)のなかで最後に受け、2代目の塗装(白地にピンクに近い濃淡ワインレッドを配した当時の『HiSE』10000形と同じ塗装)となりました。しかし2007年7月からこの7004Fは(現在の)初代塗装に戻されて運用を開始しました。本来は2008年3月までの期間限定であったものの、初代塗装の7004Fが好評であったことから、初代塗装での運転を無期限で延長しました。2010年1月(この月の中旬に部品の一部に不具合が見つかり『LSE』・『HiSE』の全編成が運転を取りやめたが、それより前の上旬)に7002F、2012年3月に7001Fが引退しそれぞれ廃車となって以降は2編成体制となり、7003FがD-ATS-P設置改造工事を兼ねて7004Fと同じ初代塗装に戻されて現在に至っています。

いよいよ引退へのカウントダウンが始まったロマンスカー『LSE』7000形ですが、今すぐにでも記録をした方がいいと思います。この形式には所定運用として平日N31運用、土曜休日N31運用・土曜休日N32運用が設定されていますが、土曜休日にロマンスカー『VSE』50000形(50001F・50002F)の1編成が運用を離脱した際には代走で『スーパーはこね13号』(0713レ:土曜休日N52運用)にも充当されることがあります。この代走運用が発生した場合は引退前に絶対に記録するべきだと思っています。実際にどの運用に入るかどうかについてはロマンスカー空席照会で調べてみるのが一番でしょう。