2025年6月16日

【異例の特急形車両代走】東日本旅客鉄道外房線240M列車がE257系500番台で代走運転される

2025年6月15日、所定で東日本旅客鉄道209系2000番台・2100番台で運転される外房線上りの  240M列車(鴨0629→千0831)をE257系500番台都マリNB-03編成が単独で代走しました。特急形車両が全区間で普通列車の運用を代走するのはかなり異例です。
▲本来は209系2000番台・2100番台が充当予定の  240M列車に限り、なんとE257系500番台都マリNB-03編成でまさかの代走。通常は特急列車から途中駅で普通列車に変更し継続運転される列車は現行ダイヤで1本だけ存在する(1065M列車5265M列車)。

外房線の列車は朝方と夕方以降は上総一ノ宮を超えて千葉~安房鴨川間を直通する普通列車(209系2000番台・2100番台で運転、最長で8両編成)もありますが、日中時間帯は上総一ノ宮以南の外房線、木更津以南の内房線でE131系0番台・80番台によるワンマン運転を行っている関係で上総一ノ宮での乗り継ぎが必須となり、特急列車や臨時列車以外は直通しないことを考慮すると、朝方のみとはいえ、豪華な普通列車になったことでしょうね。前面の愛称表示器は『普通』で側面部の行先表示器にはきちんと千葉(JB-39,JO-28)に対応していました。

2025年6月14日

【2000系6両と共通?】西武鉄道8000系8103Fが拝島線内シャトルの定期営業運転に充当される

2025年6月14日、西武鉄道国分寺線を中心に運用されている玉川上水車両基地所属の8000系8103F(元小田急電鉄8000形8261F)が拝島線で初めて定期営業運転に充当されました。なお2000系6両固定編成と共通であるからか、基本的には小平(SS-19)~玉川上水(SS-33)間の往復となっています。
▲主に活躍する国分寺線ではなく、拝島線小平~玉川上水間で営業運転に投入された8000系8103F。新宿線系統の種別行先が収められているため、国分寺線内に限らず、拝島線内でも営業運転は不可能ではない。国分寺線が中心の同系列が拝島線内で営業運転する姿は新鮮だ。
▲種車時代にも6両固定編成単独での営業運転経験がある。もちろん譲渡前の最後の定期営業運転も単独であった。

8000系8103Fでは玉川上水車両基地の出入庫を基本として国分寺線国分寺(SK-01)~東村山(SS-21,SK-05)間を往復する形で営業運転に入るのが通常ですが(新宿線東村山の連続立体交差事業の進捗で新宿線東村山~本川越(SS-29)間と国分寺線の直通運転が取りやめとなった事情もある)、今回は珍しく玉川上水車両基地を出庫した後、国分寺線方面には回送されずまさかの拝島線小平~玉川上水間のシャトル運用に充当されており、同区間に定期営業運転で初めて走行したことになります(団体専用列車では玉川上水車両基地での撮影会の関係で走行している)。小平では団体専用列車でも入線した、新宿線の上下線の線路に挟まれた引上線に入りました。国分寺線内では玉川上水車両基地を出庫しての送り込み回送や入庫回送などの都合からクハ8103が下り方、クハ8003が上り方を向くのが通常ですが、拝島線内での営業運転ということで、新宿線内基準と同様のクハ8103が上り方、クハ8003が下り方という所定の向きとなりました(つまり本来の国分寺線内基準とは逆になります)。玉川上水車両基地の出入庫が基本になっていますので、営業運転で拝島線内と国分寺線内で編成の向きが違うというのも面白いです。

種車の小田急電鉄8000形でいうと、西武鉄道拝島線の方が距離は短いですが、感覚としては江ノ島線相模大野(OH28)~藤沢(OE13)を各駅停車でずっと往復しているようなイメージです(末端区間では6両固定編成2編成のシャトル運用がある)。種車の小田急電鉄時代に江ノ島線が藤沢で系統分離されたときにも単独運用の経験があります。拝島線小平~玉川上水間での営業運転は江ノ島線の相模大野~藤沢間の往復に類似しているのかも…?

2025年6月13日

【就役30周年を迎えます!】『小田急通勤車両図鑑 -2- 2000形就役30周年記念撮影会』を海老名検車区で開催へ

2025年6月13日から、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルより、同年7月19日開催予定の『小田急通勤車両図鑑 -2- 2000形就役30周年記念撮影会』に伴うツアーが発売されています。海老名検車区東側で2000形を使用して撮影会が行われます。2000形の撮影会参加は特別団体専用列車として走行した2059F以来となりそうです。
▲1995年の就役から30周年を迎えた2000形。小田急電鉄の通勤形電車では初のIGBT素子VVVFインバータ制御を採用し、種別行先案内表示器更新済み(3色LED式→フルカラーLED式)とあって廃車は1両も発生していない。8両固定編成では予備編成がほとんどないため、代走は1057F1067F1069Fのいずれかで組まれる“ブツ8”か別形式の10両編成が担当する。

2000形8両固定編成は9編成と3000形8両固定編成よりも多いですが、もともと3000形8両固定編成が15編成在籍していた(半数近くの7編成が10両固定編成に増強された)ため、現行ダイヤで8両運用に限定すると半々の割合で出会います。土曜休日には終日予備(B21運用)のほか、海老名検車区に一旦入庫するものがあるため、予備運用の編成を用いるものと思われます。通勤形撮影会では2051Fが、特別団体専用列車として2059Fが撮影会の当該編成となりました。このどれかになるのか、はたまた別の編成となるのか、気になります。1000形、2000形と続くと、3000形、4000形、5000形の単独撮影会も予想されます。この撮影会では通勤形車両をアルバムに収めてほしいという想いから、全形式を並べたのとは別にそれぞれの形式を単独で留置して行われる撮影会ですので、全形式の通勤形電車の撮影会に参加できなかった方にはおすすめかもしれません。

2025年6月12日

【6次車で初施工か】小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事施工か?

2025年6月7日の土曜休日A23運用(5102レ5240レ5259レ5323レ)を最後に営業運転を離れた小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)ですが、11日に大野総合車両所構内で3両ずつに分割され入場したようです。2025年度のリニューアル更新工事施工に向けた動きと思われます。
▲3000形6次車では初のリニューアル更新工事施工になるであろう3274F。この前に3275Fが通常通り検査出場したことや現在検査施工中の3270Fに次ぐ検査期限の関係から、3274Fに施工となりそうだ。早くも2025年度のリニューアル対象編成が決まった形に。
▲3000形3274Fは入場前からインペリアルブルーを巻いているが、リニューアル更新工事の施工前でインペリアルブルーの姿はわずか2年程度であった。旅客用扉交換は省略となるが、3270Fと同じリニューアル内容とみてよさそうである。

3000形6両固定編成のリニューアル更新工事はついに6次車に及ぶことになりそうです。5次車は3270Fに施工されたので、次は6次車・7次車が対象になることは想定内でしたが、ここでは約3年を迎える検査期限の問題が発生し、6次車・7次車で検査期限が集中してしまい、現在は10両編成を組んでいる3275Fがリニューアル更新工事を見送られて通常通りの検査出場となり、結果的に3275Fのリニューアル更新工事が最後にずれたことから、結果的には3270Fの次に検査期限となった3274Fが対象となったものと思われます。帯は入場前からインペリアルブルーですが、ロイヤルブルーから変更されたのは2023年に入ってからとあって、リニューアル前のインペリアルブルーの姿は約2年ほどと意外にも短めでした。次のリニューアルは番号的には3273Fかと思いきや、実は7次車の3276Fがこの次の検査期限となっており、しかも単独になっていることを踏まえて、3276Fを含む残る4編成の動向が注目されます。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年6月12日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3272F3272F
《現在入場中》2編成(12両) ※3270Fは検査入場中
3270F3274F
《現在未施工》4編成(24両)
3273F3275F3276F3277F

2025年6月11日

【既存編成を改造】東日本旅客鉄道がE657系を改造した夜行特急車両を2027年春から運転へ

2025年6月10日、東日本旅客鉄道が2027年春に勝田車両センター(都カツ)に所属するE657系10両1編成を全席グリーン車個室タイプの指定席に改造し、夜行などでの長時間移動が楽しくなる夜行特急列車を導入することを発表しました。座席定員は120名ほどで、個室定員は最大4名となるようです。検査入場を行う郡山総合車両センターで改造となるでしょうか。
▲常磐線特急『ひたち』『ときわ』と東海道線直通の臨時特急列車(平塚(JT-11)発着の列車や夏季の『伊東按針祭花火大会』3号・4号)で運用されているE657系。全19編成(190両)のうち1編成(10両)を夜行特急専用編成として改造し、全車グリーン車個室指定席となる。
▲E657系普通車の車内。すべての座席の肘掛にコンセントが設置されている。ヘッドレストを動かして調整することができる。座席定員は普通車570名、グリーン車30名の合計600名となっているため、夜行特急編成では個室スペースを確保する分、約5分の1以下になる。
▲E657系の上野(JJ-01)寄りから5両目の5号車は中間付随車のグリーン車指定席(サロE657形)だが、夜行特急車両ではラウンジ/販売スペースとなる。夜行特急車両の登場でサロE657形のほか、クロE657形・クロE656形・モロE657形・モロE656形が新形式となる。ただしサロE657形は夜行特急車両では4号車に設定されるため、5号車の形式の処遇が注目される。

E657系は全19編成が勝田車両センターに所属していますが、夜行特急車両の編成も所属先はそのまま勝田車両センターになるものと思われます。塗装はこれまでの白色基調に紅梅色の帯と裾部とスカート部の薄紫色から、当時のブルートレインの記憶を受け継ぐ『メモリアルブルー』と真夜中から夜明けに向かう時の流れを濃紺で表現した『ミッドナイトホライズン』を基調とした塗装に変更され、1号車(クロE656形)と10号車(クロE657形)でデザインが異なる配色となっています。1号車(クロE656形)と10号車(クロE657形)には通常のグリーン車指定席よりも高価な、L字型のソファーを配置した1人/2人用のプレミアムグリーン個室(靴などを脱いで過ごせる個室)、2号車~4号車と6号車~9号車は通常のグリーン個室(1人用/2人用・4人用)、5号車のグリーン車指定席となっている車両はラウンジ/販売スペースとなります。この夜行特急編成の改造を発表したことより、新たに新形式としてクロE657形・クロE656形、モロE657形・モロE656形が登場する見込みです。なお4号車・5号車は中間付随車で、夜行特急編成に限り4号車はサロE657形に変化するため、通常塗装でサロE657形となっている5号車が夜行特急編成でどの形式に変化するのかが注目されます。なお参考までに新製特急車両では『サフィール踊り子』に使用されるE261系(都オオ)は全車グリーン車指定席ですが、4号車はカフェテリアとなっていて、形式名はサシE261形となっています。

2025年6月10日

【実現できるの?】西武鉄道と東日本旅客鉄道が初の直通運転を2028年度を目途に開始か…?

2025年6月9日、西武鉄道と東日本旅客鉄道が2028年度を目途に、前者は池袋線、後者は武蔵野線と直通運転を行う方向であることが検討されていると報じられました。東日本旅客鉄道武蔵野線新秋津(JM-31)と西武鉄道池袋線秋津(SI-16)は乗り換えが可能ですが、改札外連絡で両駅間は徒歩5分ほどかかります(秋津は下りホーム側の南口に連絡)
▲池袋線の主力車両は30000系、40000系、6000系(地下鉄乗り入れ対応編成を含む)となっている。東日本旅客鉄道武蔵野線は基本的に全定期列車が8両での運転であるため、乗り入れは8両固定編成または8両に組成できる編成に限定される可能性が高い。
▲武蔵野線の主力車両はE231系0番台(写真は都ケヨMU16編成都ケヨMU22編成)であるが試作車900番台(都ケヨMU1編成)や209系500番台(写真は都ケヨM75編成)も運用されている。線路自体は新秋津付近で西武鉄道池袋線と繋がっており、新型車両の納車や他社車両の譲渡などに使用される。直通運転が実現する際にはその線路を使う可能性があるだろうか。
▲西武鉄道に譲渡され8000系8103Fとなった元小田急電鉄8000形8261Fが改造前に連絡線を新101系263Fの牽引で走行している。

西武鉄道池袋線と東日本旅客鉄道武蔵野線は車両譲渡を含めた甲種輸送で使用する連絡線で繋がっており、所沢(SI-17,SS-22)と新秋津を結ぶ形となっています。東日本旅客鉄道武蔵野線の全定期列車は8両編成で運転されているため、直通運転は8両のみ(10両は物理的に不可)に限定されるものと思われます。直通運転が仮に実現した場合、西武鉄道池袋線所沢以遠から武蔵野線経由で京葉線方面にダイレクトにアクセスできるようになるため、東京ディズニーリゾート方面へのアクセス向上にもつながります(現行は乗り継ぎが必須)。なお乗り入れ区間はどこまでになるのかは予想を避けておきますが、東京都と千葉県を埼玉県経由で結ぶことから運転距離は長くなるうえ、折り返しができるのは非常時を含め南越谷(JM-22)、吉川美南(JM-19)、西船橋(JM-10)程度しかありませんので、これらの諸問題をどうやって解決し直通運転を実現しようとしているのでしょうか。今後の進展に注目しましょう。

2025年6月8日

【さっそく初展示】西武鉄道8000系8103F(6両固定編成)が武蔵丘車両検修場一般公開イベントで注目の的に

2025年6月7日、西武鉄道武蔵丘車両検修場で『西武・電車フェスタ2025 in 武蔵丘車両検修場』が開催されることに伴い、5月31日から国分寺線で営業運転を開始した8000系8103F(6両固定編成・元小田急電鉄8000形8261F)を使用した武蔵丘車両検修場直通の臨時列車に充当され、新宿線と池袋線の連絡線と池袋線・西武秩父線を走行しました。
▲5月31日就役の西武鉄道8000系8103Fが『西武・電車フェスタ2025 in 武蔵丘車両検修場』の新所沢からの直通列車に充当、池袋線・西武秩父線を久しぶりに走行した。この系列では展示車両にもなっており、4000系4009F『52席の至福』と並べて留置された。

西武鉄道8000系8103Fは5月31日から国分寺線で営業運転を開始しましたが、6月7日に開催された『西武・電車フェスタ2025 in 武蔵丘車両検修場』の先行入場を兼ねて、新宿線新所沢から直通する臨時列車に抜擢され、池袋線や西武秩父線を走行しました。本来は拝島線玉川上水車両基地を入出庫先としており、池袋線には武蔵丘車両検修場への検査施工など入出場の際に走行する程度と思われます。国分寺線内では玉川上水車両基地から直接送り込まれる関係から、クハ8103(1号車・西武新宿(SS-01)・飯能(SI-26)方先頭車)が東村山(SS-22,SK-05)寄り、クハ8003(6号車・本川越(SS-29)・池袋(SI-01)方先頭車)が国分寺(SK-01,ST-01)寄りになっています。ただし今回は臨時列車運転の関係で玉川上水車両基地から新宿線経由で送り込みが行われました(国分寺線内で営業運転をするときとは編成の向きが逆になる)。

なお西武鉄道8000系の部品確保のため、最初の編成が譲渡された後に廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8257Fから一部の部品が武蔵丘車両検修場に調達されていたようです。

【いよいよ検査へ】小田急電鉄3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)、リニューアル後の姿を見せる

2025年2月13日から小田急電鉄大野総合車両所に入場し、2025年度最初のリニューアル更新工事対象となった3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)ですが、同年6月上旬には2024年度施工の3272Fと同様の内容に、毎年度最初の施工編成の特徴でもある旅客用扉の交換が実施された状態で構内入換が実施され、リニューアル更新工事施工後の姿を見せました。
▲リニューアル更新工事施工後の姿を見せてくれた3000形3270F。2024年度まで3編成ずつに施工されてきたが、今年度は2編成(12両)の施工予定となっており、次に入場するであろう6両固定編成の1編成が3275F以外の6次車・7次車となるため、対象編成が予測しづらい。
▲同形式6両固定編成からロイヤルブルーが消滅となったが、ロイヤルブルーの3000形は8両固定編成4編成(3651F3652F3653F3658F)、10両固定編成5編成(3091F3092F3093F3094F3095F)が残っている。
▲2025年度の3000形のリニューアルは5次車の最後の1編成(3270F)と、6次車・7次車(ただし検査出場済みの6次車の3275Fを除く)のどれか1編成になりそう。

3000形6両固定編成の3次車以降のリニューアル更新工事は3次車・4次車・5次車で完了しており(3270Fは検査入場待ち)、検査入場を経て運用復帰することが期待されています。しかし6両固定編成の6次車・7次車は検査期限が短期間に集中していた問題があり、5次車の3270F以外の編成でどの編成が大野総合車両所にリニューアル更新工事を実施するタイミングとなるのかが注目され、3275Fはリニューアルではなく検査出場のみ行われ、同編成のリニューアルが延期された形となりました。このため、対象として3273F3274F3276F3277Fに候補が絞られてくることになります。なお1000形1057F(4両固定編成)と連結して10両運用を続けていた3276Fが単独で運用に充当されており、動向が気になるところです。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年6月8日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》3編成(18両)
3269F3271F3272F
《2025年度》1編成(  6両)
3270F
《現在入場中》1編成(  6両) ※現在検査入場待ち
3270F
《現在未施工》5編成(30両) ※3275Fは次回に延期
3273F3274F3275F3276F3277F

2025年6月6日

【早くも2編成目に】東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z12編成が総合車両製作所新津事業所を出場、甲種輸送される

2025年6月4日、総合車両製作所新津事業所で製造された東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z12編成の甲種輸送が行われました。これにより再び70-000形1編成が運用離脱で置き換えられるものと思われます。
▲東京臨海高速鉄道70-000形の後継の71-000形の2編成目が総合車両製作所新津事業所を出場して甲種輸送が行われた。編成番号は『Z12』となった(東臨Z12編成)。ちなみに最初に運用を離脱し除籍された70-000形東臨Z8編成は両先頭車のみ九州に譲渡されたようで、九州旅客鉄道小倉総合車両センターで改造工事待ちとみられる。

導入予定の71-000形は全8編成(80両)となるので、あと6編成分となります。今回出場の東臨Z12編成は大宮(JA-26)・川越寄りから『71-201』、2号車が『71-202』、3号車が『71-203』、4号車が『71-204』、5号車が『71-205』、6号車が『71-206』、7号車が『71-207』、8号車が『71-208』、9号車が『71-209』、10号車が『71-210』となっています。ATACSを搭載することから前面部には『ID-172』と書かれています。なお最初に除籍処分となった70-000形東臨Z8編成のうち先頭車2両が東京から船で九州に到着したようで、九州の鉄道への譲渡が行われるものと思われます。ただしもともとは電動車ではない先頭車2両のため、電動車への改造をどうするのでしょうか?

2025年6月5日

【プチ“EXEα”化?】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fの前面部・側面部愛称行先案内表示器が更新される

2025年6月5日の平日N46N66運用(0904レ・秦0606→宿0709)より、小田急電鉄海老名検車区に2日間にわたって予備留置扱いで西側ピットに留置されていたロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fの愛称行先案内表示器が従来の3色LED式から白色LED式(フルカラーLED式)に更新されました。なお前面部の愛称表示器は使用停止(非表示)となっているようです。
▲新型ロマンスカーに置き換えられる予定のロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fが海老名検車区での数日間の留置のうちに愛称行先表示器を更新していたことが判明。前面部の愛称表示器は無表示(使用停止)となっている。ある意味プチ“EXEα”化されたことに。
▲ロマンスカー“EXE”30000形は4両固定編成・6両固定編成ともに2編成ずつ(合計20両)のみのため、予備留置を利用すれば30057F+30257Fでも更新が行われそうだ。このため前面部の愛称表示器は実質見納めに。側面部の愛称行先表示器では“EXEα”と同じタイプのものが使用されているものとみられ、車内案内表示器の更新も実施されていそうだ。
▲実質見納めとなってしまった前面部の愛称表示器。前面部に堂々と『回送』・『さがみ』・『はこね』・『スーパーはこね』と分かりやすい表示だったので、使用停止状態にショックを受けた方もいるのではないだろうか。
▲フルカラーLED化されたものと思われる車内案内表示器と側面部愛称行先表示器。こちらも3色LED式からの更新となっている。表示内容は更新前と変化ないが、内外の案内表示器更新の波はロマンスカー“EXE”30000形にも及んでしまった。

新型ロマンスカーへの置き換えが発表されたロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fが車両リニューアルを受けずに(かつその対象から外れていた編成で)愛称行先表示器を更新したのは異例です。同形式は旧川崎重工業兵庫工場(現在の川崎車両株式会社)で製造された編成を含めて日本車両製造豊川製作所にて“EXE”から“EXEα”にリニューアルされる際には前面部の愛称表示器は撤去され、側面部の愛称行先表示器が白色(フルカラー)LED式に、車内の案内表示器がフルカラーLED式に更新されるのが定番となっていましたので、未更新車でありながらこのような更新が行われるのは初めてのことです。なお未更新車の前面部の愛称表示器自体は残っているものと思われますが、使用を停止しているものとみられます。同日に運用がなく予備留置となっていたロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fも更新作業が実施されているものと思われます。実質前面部の愛称表示器、3色LED式が早くも見納めとなってしまいました。

【追記】30057F+30257Fは未更新のままとなっています。記録はお早めに!