2025年6月12日

【6次車で初施工か】小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事施工か?

2025年6月7日の土曜休日A23運用(5102レ5240レ5259レ5323レ)を最後に営業運転を離れた小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)ですが、11日に大野総合車両所構内で3両ずつに分割され入場したようです。2025年度のリニューアル更新工事施工に向けた動きと思われます。
▲3000形6次車では初のリニューアル更新工事施工になるであろう3274F。この前に3275Fが通常通り検査出場したことや現在検査施工中の3270Fに次ぐ検査期限の関係から、3274Fに施工となりそうだ。早くも2025年度のリニューアル対象編成が決まった形に。
▲3000形3274Fは入場前からインペリアルブルーを巻いているが、リニューアル更新工事の施工前でインペリアルブルーの姿はわずか2年程度であった。旅客用扉交換は省略となるが、3270Fと同じリニューアル内容とみてよさそうである。

3000形6両固定編成のリニューアル更新工事はついに6次車に及ぶことになりそうです。5次車は3270Fに施工されたので、次は6次車・7次車が対象になることは想定内でしたが、ここでは約3年を迎える検査期限の問題が発生し、6次車・7次車で検査期限が集中してしまい、現在は10両編成を組んでいる3275Fがリニューアル更新工事を見送られて通常通りの検査出場となり、結果的に3275Fのリニューアル更新工事が最後にずれたことから、結果的には3270Fの次に検査期限となった3274Fが対象となったものと思われます。帯は入場前からインペリアルブルーですが、ロイヤルブルーから変更されたのは2023年に入ってからとあって、リニューアル前のインペリアルブルーの姿は約2年ほどと意外にも短めでした。次のリニューアルは番号的には3273Fかと思いきや、実は7次車の3276Fがこの次の検査期限となっており、しかも単独になっていることを踏まえて、3276Fを含む残る4編成の動向が注目されます。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年6月12日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3272F3272F
《現在入場中》2編成(12両) ※3270Fは検査入場中
3270F3274F
《現在未施工》4編成(24両)
3273F3275F3276F3277F