2025年6月3日より、総合車両製作所横浜事業所で製造された東急電鉄6020系5両固定編成の6153Fが出場し、所属先となる長津田検車区まで甲種輸送が行われました。今夏までに8編成(40両)を導入する予定となっていますので、かなりのハイペースで出場しているようでしょうか。
▲大井町線各駅停車向けの6020系5両固定編成の早くも3編成目が出場。9000系や元2000系をすべて置き換えるが、9000系で赤帯に復刻された編成が3編成おり、早めの記録を推奨する。.JPG)
▲大井町線の9000系のうち元9005Fは西武鉄道譲渡が確実で、現時点でその編成以外の運用離脱の情報がない。。
編成は渋谷(DT-01)・大井町(OM-01)寄りからクハ6153+デハ6253+デハ6353+デハ6453+クハ6553と組成されており、先の2編成と同様にコストカット仕様での落成と思われます。残るは今年度5編成分となりますが、約3ヶ月で3編成落成しているため、だいたい毎月ごとに1編成ずつ登場している計算になります。なお同日には6152Fの性能確認試運転が行われ、同系列の5両固定編成の営業運転開始時期が注目されます。どの部分がコストカットされているのか、7両固定編成との違いがいつ見られるのか逆に楽しみではあります。東日本旅客鉄道E235系1000番台以降に見られるコストカット仕様がついに東急電鉄にも及んだということですしね。