2025年2月13日から小田急電鉄大野総合車両所に入場し、2025年度最初のリニューアル更新工事対象となった3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)ですが、同年6月上旬には2024年度施工の3272Fと同様の内容に、毎年度最初の施工編成の特徴でもある旅客用扉の交換が実施された状態で構内入換が実施され、リニューアル更新工事施工後の姿を見せました。.JPG)
▲リニューアル更新工事施工後の姿を見せてくれた3000形3270F。2024年度まで3編成ずつに施工されてきたが、今年度は2編成(12両)の施工予定となっており、次に入場するであろう6両固定編成の1編成が3275F以外の6次車・7次車となるため、対象編成が予測しづらい。.JPG)
▲同形式6両固定編成からロイヤルブルーが消滅となったが、ロイヤルブルーの3000形は8両固定編成4編成(3651F・3652F・3653F・3658F)、10両固定編成5編成(3091F・3092F・3093F・3094F・3095F)が残っている。%20and%20Isehara(OH36)).JPG)
▲2025年度の3000形のリニューアルは5次車の最後の1編成(3270F)と、6次車・7次車(ただし検査出場済みの6次車の3275Fを除く)のどれか1編成になりそう。
3000形6両固定編成の3次車以降のリニューアル更新工事は3次車・4次車・5次車で完了しており(3270Fは検査入場待ち)、検査入場を経て運用復帰することが期待されています。しかし6両固定編成の6次車・7次車は検査期限が短期間に集中していた問題があり、5次車の3270F以外の編成でどの編成が大野総合車両所にリニューアル更新工事を実施するタイミングとなるのかが注目され、3275Fはリニューアルではなく検査出場のみ行われ、同編成のリニューアルが延期された形となりました。このため、対象として3273F・3274F・3276F・3277Fに候補が絞られてくることになります。なお1000形1057F(4両固定編成)と連結して10両運用を続けていた3276Fが単独で運用に充当されており、動向が気になるところです。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年6月8日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《2024年度》3編成(18両)
3269F・3271F・3272F
《2025年度》1編成( 6両)
3270F
《現在入場中》1編成( 6両) ※現在検査入場待ち
3270F
《現在未施工》5編成(30両) ※3275Fは次回に延期
3273F・3274F・3275F・3276F・3277F