2025年6月30日から、小田急電鉄8000形のうち、2004年度リニューアル編成の8258Fとペアを解消していた2011年度リニューアル編成の8058Fと、2013年度リニューアル編成の8061Fの廃車以降、長らく単独運用を続けていた2006年度リニューアル編成の8260Fが新たにペアを結成して平日E17運用より運用されています。.JPG)
▲西武鉄道譲渡対象外と予想されている8000形8258F。前照灯はクハ8558だけLEDとなっているが種別行先案内表示器が3色LED式ということで、廃車が予想され、譲渡編成の部品取りに使用されそうだ。.JPG)
▲2011年度リニューアル編成でクハ8058のみ前照灯がLED化された8058F。これまで2004年度リニューアル編成でクハ8558のみ前照灯がLED化された8258Fと組んでいたが、解放されて以降は3000形3258Fとのペアを経て、まさかの異なる番号の8260Fとペアを組む結果に。.JPG)
▲退役前の8000形8061Fとのペアを組んで以来、10両編成の運用に充当されることとなった8000形8260F。久しぶりのフルカラーLED式のみの10両編成の異なる番号のペアだが、クハ8058だけは前照灯LEDとなっており、上下列車で前照灯が異なる10両編成となりそうだ。.JPG)
▲最後まで残る可能性がある3色LED式の8000形8253F。10両編成の運用に復帰済みで、種別行先案内表示器が3色LED式、フルカラーLED式が混在するペアは8000形8053F+8253Fだけに。
これまでに8000形8061Fの廃車以降、単独で運用を続けてきた8260Fが前照灯LED試験車の8058Fと組んだことで、このペアがどのくらい続くかは不透明ですが、西武鉄道譲渡対象外の8258Fと関係していそうです。現在のところ8258Fは単独運用となっていますが、もしも異なる番号のペアが続くことになれば、おそらく個人的予想ですが8258Fの廃車が絡んでくるのではないかと思われます。これまでに長らく同一番号ペアを組んできた8058Fにとっては3000形2次車以外では久しぶりに8000形の別編成と組まれることとなりますので、動向が注目されることになります。なお8257Fが廃車となった際にも8057Fの相方が8262Fとなった経緯がありますから、油断禁物といったところでしょうか。仮に8258Fが大野総合車両所89番構内留置線に留置された場合は近く廃車の動きが予想できそうです。