2022年8月12日

【さらば1253F】小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1403・クハ1453が北館林荷扱所に陸送される

2022年7月26日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のうちデハ1403・クハ1453が8月12日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。これで廃車となった1253Fの陸送が完了します。
▲1000形1253Fのデハ1403・クハ1453(手前2両)が大野総合車両所から旅立つ。この2両が旅立つ直前には1254Fも廃車除籍処分となっており、同形式の廃車に伴う陸送作業自体はまだまだ続きそうだ。

デハ1403・クハ1453の陸送をもって1253Fの廃車除籍処分が完了しましたが、この2両の陸送作業が行われる前に1254Fもパンタグラフ・車番・空調装置の撤去などにより廃車除籍処分となっていることから、陸送作業は1253Fのデハ1403・クハ1453から1254Fのクハ1254・デハ1204の分にすぐに移行することになります。このうちクハ1453は元東京地下鉄千代田線直通車両であった名残から(当時の相方は現在のリニューアル車の1063Fだった)、列車番号表示器を搭載していた痕跡が見られました(部品撤去の際に列車番号表示器の撤去も実施された)。なお1000形6両固定編成の現役はこの段階でトップナンバーの1251Fだけとなってしまったので、レーティッシュカラーの1058Fとともに早めに記録をとるようにしましょう。なお1251F1058F同年9月3日・4日にさよならイベントを開催することを発表しており、両者についても9月までの定期営業運転終了とイベント終了後の廃車除籍が予想されています。この形式の非リニューアル車の完全消滅が近づいてきました。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月12日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

【まさかのラストナンバーから】東日本旅客鉄道E233系2000番台の前照灯がLED式に交換された編成が登場

2022年8月10日の403K列車(我0504←松0443・平日03K運用)より、東日本旅客鉄道松戸車両センター所属のE233系2000番台東マト19編成(クハE233-2019以下10両)の前照灯がシールドビームからLEDタイプに変更され運用されています。
▲E233系2000番台の就役から約13年、ついに前照灯がシールドビームからLEDタイプへと交換された編成が登場。写真は前照灯が最初に交換された東マト19編成である。同編成は2017年3月に総合車両製作所横浜事業所にて製造された増備車であり、シールドビームでの営業運転は約5年3ヶ月ほどだった。

E233系2000番台の前照灯交換はこの編成が初めてのこととなります。この区分番台は東京地下鉄千代田線にも乗り入れる関係で他番台とは前面形状が異なっており、前照灯はHIDではなくシールドビームとなり、窓下配置に変更されています。同系列の他番台の一部編成では前照灯がHID式からLED式に変更されていますので、2000番台ではおそらく初めての交換となります。同編成は9日の821K列車(松0904←上0812・平日21K運用)で運用後に松戸車両センターに入庫していますので、そのあとに前照灯の交換作業が実施されたものと思われます。この前照灯交換が残る18編成に普及するかどうか注目されます。なお東マト19編成は編成番号札が撤去されていない(車内LCD式旅客案内表示器の真横に車内防犯カメラがない)ため、ワンマン運転対応車両にはなっていません。

2022年8月11日

【9月に未更新車消滅か】小田急電鉄1000形最後の未更新車(1058F・1251F)のさよならイベントを開催へ

2022年8月10日、小田急電鉄が最後まで現存する1000形の非リニューアル車両(未更新車)のさよならイベントを開催すると発表しました。9日に1254F(ノーマルドア・6両固定編成)が廃車除籍処分となり、残る非リニューアル車両は1058F(レーティッシュカラー・4両固定編成)と1251F(ノーマルドア・6両固定編成)のみとなっています。
▲1000形4両固定編成で唯一の非リニューアル車両であるレーティッシュカラーの1058F。同編成の廃車除籍をもって4両固定編成の非リニューアル車両およびレーティッシュカラーの同形式が約13年で消滅し、レーティッシュカラーの歴史に幕を下ろすことに。なお1058Fは2012年からこの塗装となっており、その塗装では今年で10年となっている。
▲1000形6両固定編成で唯一の非リニューアル車両であるオリジナル塗装の1251F。同編成の廃車除籍をもって同形式の6両固定編成と非リニューアル車両が完全消滅する。この編成は1051F(4両固定編成)と組んでいた2016年12月に特急ロマンスカー『えのしま』を代走したことがある。さらには特別団体専用列車として1051Fと組んだ最後の編成でもある。

1000形は1988年3月に営業運転を開始し、2代目4000形(10両固定編成)が登場するまでは自社線全線および箱根登山鉄道小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間での運用のほかに、東京地下鉄千代田線直通運用にも充当されていたことがあり(2010年まで)、これまで約34年間にわたり第一線で活躍するなかで快速急行の前身となる湘南急行や2016年に消滅した区間準急や2018年に消滅した多摩急行など、特急ロマンスカーや通勤準急を除きほとんどの一般列車種別に充当されたことがあります。代走を含めれば1000形が特急ロマンスカーから各駅停車までの現行全種別に充当されたことのある形式になります。

今回この形式の最後の未更新車を満喫できるイベントとして、9月3日に特別団体専用列車として『最後の1000形未更新車2編成を貸切運行で満喫』、9月4日に『小田急の電車撮影会 最後の1000形未更新車2編成』をそれぞれ開催することとなっています。9月3日の特別団体専用列車では1058F+1251Fのペアで連結して運転し、海老名(OH32・海老名検車区構内)を始発終着として、車庫線や留置線・引き上げ線などに入る特別経路とするほか、2012年3月に通勤形車両で廃止されて以来、約10年ぶりに1058F1251Fを用いた分割併合作業を複数回実施することも明らかになりました。令和に小田急電鉄の通勤形車両の分割併合作業が限定復活するのは嬉しい限りです。6両固定編成の急行が2008年3月まで箱根湯本に直通運転していた時代は新松田(OH41)で1000形や初代5000形などの通勤形車両を中心に頻繁に分割併合作業をしていた印象が強いので、懐かしさもあります。なおこの特別団体専用列車はトイレ休憩の時間確保やダイヤの関係で待避し停車する駅がありますので、撮影の際はそこを狙うのもありですね。オリジナル塗装とレーティッシュカラーの1000形“ブツ10”の組み合わせは2020年8月の1059F+1254F以来、約2年ぶりのことになります。

9月4日の撮影会では1058F1251Fを横並びにした状態で展示され(同日の1058Fは114運用入庫後相当・111運用出庫前相当、1251Fは海老名検車区予備留置または土曜休日A11運用の入庫後相当と予想)、時間指定はありますが約50分間にかけて、同形式の最後の非リニューアル車をめいいっぱい撮影することができます。この両編成は種別行先方向幕で残る最後の編成でもありますので、当日には通常ではあり得ない組み合わせでの種別行先で撮影ができるかもしれません。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月11日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1051F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

【10両編成に統一】東京都交通局10-300形10-420F(8両固定編成)が定期営業運転を終了

2022年8月10日、東京都交通局新宿線の大島車両検修場に所属する10-300形10-420F(8両固定編成)が同日の平日11T運用をもって定期営業運転を終了しました。なお京王電鉄本線・相模原線に直通する運用は7日の土曜休日21T運用をもって終了しました(京王新線を除く)。
▲お盆休みのピークを目前に10-300形唯一の8両固定編成の10-420Fが営業運転を終えた。あとは京王電鉄若葉台検車区まで自走で廃車回送されるのみである。

10-300形8両固定編成は10-440Fの廃車除籍処分で10-420Fのみとなり、7日には京王電鉄本線・相模原線に直通する土曜休日21T運用に充当されたあと、8日からの3日間は平日11T運用のみの充当となっていました。10-420Fの運用終了となったタイミングで同形式は10両固定編成に統一され、新宿線の全列車が10両編成での運転となっています。運用を終えた10-420Fは若葉台検車区に廃車回送されるものとみられます。しかしながら10-300形6次車ラストナンバーの10-720Fが登場していないのが気になりますねぇ。

2022年8月9日

【1253Fに続いて…】小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)が廃車除籍処分に

2022年8月9日、小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)が大野総合車両所89番構内留置線にてパンタグラフ・空調装置・車番などの撤去作業が確認されました。この編成は廃車除籍処分になるものと思われます。
▲6両固定編成でリニューアル対象外の1000形1254Fがついに廃車除籍処分に。これで残る非リニューアル車は4両固定編成がレーティッシュカラーの1058F、6両固定編成がノーマルドアの1251Fの2編成10両のみとなり、同形式6両固定編成は完全消滅が間近に迫る。
▲1000形1254Fは2年前(2020年)の8月に台風19号の被害を受けた箱根登山鉄道の全線運転再開を祝福して1059F(レーティッシュカラー)を全線運用に投入するため、その相方として営業運転に充当されていた。この営業運転から2年後、廃車除籍となってしまった。

同編成の最終運用は8月7日の5322レ(藤2408→町2442・土曜休日A33運用)で、折り返し回送列車で大野総合車両所に入庫したあと、8日には営業運転に入らず留置されていました。これまでの廃車除籍の動きをみると、4両固定編成・6両固定編成ともに下り方先頭車とその隣の車両の2両が陸送されたあとに次の廃車編成が出るといった動きですが、今回の場合では6両固定編成の1253Fの下り方2両のデハ1403・クハ1453がまだ搬出されていない状況のなかで、1254Fが廃車除籍処分という結果になりました。これで1000形の非リニューアル車は4両固定編成の1058F、6両固定編成は1251Fのみ(合計10両)となり、この形式における非リニューアル車および6両固定編成は消滅間近となっています。これで残る1000形は4両8編成、6両1編成、10両7編成の16編成108両となりました。1058F1251Fの動向がそれぞれ注目されます。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月9日現在 合計108両/全体196両
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

【真っ赤な“Q SEAT”初走行】東急電鉄5000・5050系4000番台4112Fが“Q SEAT”車両組み込みでの試運転を実施

2022年8月8日、東急電鉄5000・5050系4000番台4112F(元0番台5166F)が4号車・5号車(サハ4412デハ4512)に“Q SEAT”のラッピングを施され、その車両を組み込んだ状態で田園都市線内での試運転を実施しました。
▲(イメージ)5000・5050系4000番台4112Fとなった元0番台5166Fが真っ赤にラッピングされた“Q SEAT”(サハ4412デハ4512)を組み込んで田園都市線を初走行。無塗装の中間増備車2両に“Q SEAT”のラッピングが施されていて、デハ4512以外の制御装置は改造種車のままであるほか、クハ4012(元クハ5866)には“8 CARS”のステッカーが残されていた。
▲(イメージ)大井町線の“Q SEAT”車両。大井町線の“Q SEAT”はすべてパンタグラフ付きの電動車だが、東横線では付随車・パンタグラフ付きの電動車の1両ずつとなり、サハ4412が初めて付随車での“Q SEAT”車両になった。

5000・5050系4000番台4112Fの種車は元0番台5166Fであり、デハ4512以外の制御装置は改造種車のもの(前期型のタイプ)ですので、制御装置の交換の有無が注目されます(前回の4000番台4111F(元0番台5173F)は0番台5175Fと制御装置を相互交換)。8両固定編成では唯一の5176F(5号車sustina試験車)の後期型タイプの制御装置と交換が実施される可能性があります。なお1号車のクハ4112側の“8 CARS”ステッカーは撤去されていますが、10号車のクハ4012側はなぜか残されていました。今後の4112Fの東横線での営業運転投入は“Q SEAT”がロングシートの状態と思われますが、他社路線にも姿を見せるため、他社路線での赤色の“Q SEAT”は目立ちますし注目を集めそうです。

【Q SEAT組み込み時の5000・5050系4000番台4112Fの組成】※桃色が“Q SEAT”車両
クハ4112+デハ4212+デハ4312+サハ4412+デハ4512+サハ4612+サハ4712+デハ4812+デハ4912+クハ4012

2022年8月8日

【北関東へ旅立ち】小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1303・サハ1353が北館林荷扱所に陸送される

2022年7月26日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のうち中間のデハ1303・サハ1353が8月8日に車体を分割され大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。▲廃車除籍処分となった1000形1253Fのデハ1303・サハ1353が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ。同形式ワイドドア車に『子育て応援車両』が設定されなかったため、今回のサハ1353が『子育て応援車』として初の廃車車両になった。

このうち3号車のサハ1353は子育て応援車両として初の廃車車両となりました。子育て応援車両のステッカーはそのまま残されていました。これは1000形・8000形4両固定編成と1000形ワイドドア車には子育て応援車両が設定されなかったことや、4両固定編成の廃車がレーティッシュカラー(子育て応援車両の設定対象外)であったこと、同形式ノーマルドア車両では昨年の1051F(4両固定編成)以来の廃車であること、2022年3月のダイヤ修正で順次設定された子育て応援車両の設定後の子育て応援車両自体の廃車が初めてであったためです。最後はデハ1403とクハ1453の陸送を待つのみとなっています。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月8日現在 合計114両/全体196両
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…2編成(12両)
内訳…1251F1254F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…78両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計70両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

2022年8月7日

【総武快速線で珍しい行先】東日本旅客鉄道総武快速線からの外房線直通『快速誉田』行き列車?

2022年8月6日、東日本旅客鉄道総武快速線で東京(JO-19)始発の外房線直通快速誉田行きの臨時列車が運転され、同日はE217系横クラY-12編成+横クラY-141編成が充当されました。この運用は通常の定期列車を延長して設定されており、折り返し回送で入庫となります。▲総武快速線東京始発の外房線直通快速誉田行きが臨時で設定され、8月6日運転分にはE217系横クラY-12編成+横クラY-141編成が充当された。誉田行き快速列車は平日に京葉線から直通で1本設定があるが総武快速線では珍しい。行先案内表示器には『誉田』表示がないため『快速』のみで対応した。なおこの臨時運用にE235系1000番台は通常充当されない。

外房線誉田行き列車は千葉(JO-28)始発でも朝夕の229M列車(誉0704←千0648)・275M列車(誉1805←千1748)のみで、平日の京葉線からの快速列車1本(1727A列車4727A列車・誉1837←東1737)を合わせても3本だけとなっています(同駅始発も4本のみでうち2本は京葉線直通各駅停車)。そのために209系2000・2100番台(普通列車・千マリ)、209系500番台千ケヨ34編成・E233系5000番台(快速列車・千ケヨ)の誉田行きは定期列車でありますが、E217系・E235系1000番台(横クラ)にはありません(通常は上総一ノ宮発着のみ)。今回で初めて設定された総武快速線からの誉田行きは、東京7時43分発ということで、通常の定期列車である775F列車(津0811←東0743)を延長して、9775F列車9975F列車(誉0845←東0743)として運転しています。通常の775F列車の場合は、終点の津田沼(JO-26)到着後は入庫となるのですが、外房線誉田まで延長したため、この臨時列車の折り返しは回送となっています。なおこの運用は通常の土曜休日75運用の充当編成のE217系が入るため一部固定運用のあるE235系1000番台の誉田行きは実現しない可能性があります。ちなみに8日の土曜休日75運用にはE217系横クラY-27編成+横クラY-117編成が充当されました。

ちなみにこの列車は千葉市の蘇我スポーツ公園で開催された“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”の輸送目的と思われます。蘇我では京葉線列車以外の折り返しの設定がないため、そこから先の運転区間が短い外房線誉田までの運転になったものとみられます(内房線の場合は最短でも姉ヶ崎までとなり、外房線よりも運転区間が長い)。なお京葉線からの臨時設定はありませんでした(定期列車でも9時台からしか設定がない)。

2022年8月6日

【波動輸送編成で運転】東日本旅客鉄道の臨時特急『あたみ』を求めて

2022年8月6日は用事で外出中だった私は東日本旅客鉄道東海道線(上野東京ライン)で辻堂(JT-09)にやって来ました。E257系5500番台宮オオOM-55編成。9071M列車。今回の臨時特急『あたみ』は5500番台のラストナンバー、宮オオOM-55編成(元500番台千マリNB-12編成)の充当でした。相変わらず地味に『特急』表示ですが…。

東海道線の臨時特急で気になったのは来月10日・11日に小田原(JT-16)~小淵沢(CO-51)間での運転を予定している臨時特急『小田原・甲斐国』です。その列車も5500番台での運転が予想されています。小田原の次が茅ヶ崎(JT-10)(旅客線経由の特急『湘南』が停車する平塚(JT-11)は通過)ということですが、旅客線経由での運転となるでしょうか。それとも一部区間を貨物線経由で運転するのでしょうか。特急『あたみ』とは違って茅ヶ崎(JT-10)・藤沢(JT-08)・大船(JT-07)に停車することを考えたら貨物線経由での運転はあまり考えられませんしね。しかも茅ヶ崎・藤沢は貨物線側にもホームがありますが、土曜休日にそのホームに通じる階段はシャッターが下ろされているので、使用することはほとんどないはずですし…。

2022年8月5日

【運賃引き上げへ】小田急電鉄、『鉄道駅バリアフリー料金制度』を活用してホームドアなどの整備を推進へ

2022年8月4日、小田急電鉄が持続的なバリアフリー設備の整備更新を推進していく計画に関する『鉄道駅バリアフリー料金制度』(2021年12月に国が新設した制度)の活用を国土交通省に届け出たと発表しました。これにより小田急電鉄を利用する際の運賃に変化が出ます。▲(イメージ)小田原線本厚木(OH34)は特急ロマンスカーの停車駅であるため、ロマンスカーに対応するホームドアが2022年度に設置される予定だ(ホームドア本体は代々木八幡(OH04)に設置されているもの。ただしシースルーのホームドアでない駅がある)。▲(イメージ)小田原線成城学園前(OH14)に設置されている、ホームと列車との隙間を埋める櫛ゴム状のようなもの(ホームからやや出っ張っているのがそれである)。これはホームドア設置駅にも整備されており、乗降時に足がホームと列車の隙間に挟まるのを防ぐためのものである。▲(イメージ)小田原線登戸(OH18)に設置されているホームとコンコースを結ぶエレベーター(写真のものは東芝製)。エレベーターの更新工事が必要な駅も多い。

小田急電鉄では2022年度の事業計画において、本厚木1番ホーム・2番ホーム(下りホーム)に特急ロマンスカーの停車時にも対応するホームドアを設置する予定となっています。さらには2032年度(2033年3月末)までを目標に、最終的に新宿(OH01)~本厚木間の小田原線各駅と江ノ島線中央林間(OE02)・大和(OE05)・藤沢(OE13)の各駅の合計37駅107ホーム分へのホームドア整備を完了を目指すとしています。これら以外の各駅では2033年度以降のホームドア整備計画を予定しており、私の地元の伊勢原(OH36)は当面先になりそうですね。現在のホームドア設置完了駅は代々木八幡(OH04)~梅ヶ丘(OH09)と登戸の各駅のみで、新宿は降車側のホーム(3番ホーム・6番ホーム・地下7番ホーム・地下10番ホーム)と主に特急ロマンスカーの発着に使用される2番ホームには設置されていませんので、整備完了とはなっていませんがそのホームへの追加整備が予定されています。新百合ヶ丘(OH23)は多摩線3番・4番ホームを含む6つのホームがありますが、多摩線ホームにも整備されるか注目されます。それ以外にも2032年度までには列車とホームとの隙間や段差を解消するためにホームの嵩上げや櫛ゴムの設置をホームドア設置駅を中心に96ホーム分、老朽化が進む昇降機については、既存エレベーターを42基、エスカレーターを33基更新を予定しているほか、運行情報提供設備についても順次更新が行われる予定です。なお運転系統が相模大野(OH28)以東発着と片瀬江ノ島(OE16)発着で分離された藤沢でのホームドア整備は2026年度以降になりそうです。

こうしたバリアフリー整備の費用に充てるため、小田急電鉄全線の旅客運賃を大人1人10円加算する形にします(通勤定期は1ヶ月で600円、3ヶ月で1,710円、6ヶ月で3,240円の加算があります)。ただし子どものICカードでの運賃(子どもは1乗車50円を据え置き)や通学定期の旅客運賃に加算はありません。加算された運賃の適用は2023年3月からを予定しており、ダイヤ改正時のタイミングになるものと思われます。