2023年3月10日

【意外にも初だった】東京地下鉄10000系と西武鉄道40000系ロングシート車が東急電鉄新横浜線に初入線

2023年3月9日、西武鉄道40000系ロングシート車の40151Fが東急電鉄東横線・新横浜線で試運転を行い、同系列で初めて日吉(TY-13,SH-03)~新横浜(SH-01,SO-52)間に入線したようです。8日には東京地下鉄10000系10117Fも試運転で同区間への初入線を果たしています。
▲武蔵丘車両基地所属の40000系ロングシート車両(写真)の40151Fが東急電鉄新横浜線に初入線。東横線・新横浜線でワンマン運転が導入されるが、今回の試運転はダイヤが乱れた場合の入線を想定したものと思われる。なお同系列は相模鉄道に入線できないが、相模鉄道20000系の運用番号自体(アルファベット“G”)は準備されている。

40000系はロングシート車仕様ではありますが、新横浜線入線は初めてのこととなります。東京地下鉄10000系も同様の試運転を行っており、東横線日吉以西で事故などのトラブルがあったときに新横浜折り返しで対応できるようにするものと思われます。なお綱島(TY-14)・菊名(TY-16)へ新横浜線の代替で移動する場合、前者は新綱島(SH-02)で下車して徒歩移動(新綱島と綱島の両駅は近接している)、後者は新横浜で下車して東日本旅客鉄道横浜線上り列車に乗り継ぐと移動できます。

ちなみにこの系列は最新編成の40160Fが出場しており、地下鉄直通の主力でもあった6000系にも1編成が新宿線で運用されるなどの動きが出ており、40000系の投入で2000系・6000系の動きが注目されています。

2023年3月9日

【次々と交換進む】東武鉄道東上線の30000系と50000系で種別行先案内表示器のフルカラーLED車が増える

2023年に入り、東武鉄道東上線森林公園検修区所属の30000系と50000系の種別行先案内表示器が3色LED式から順次フルカラーLED式に更新されている編成が増えています。ちなみに30000系では明朝体のままですが、50000系ではゴシック体に変更されています。
▲全15編成が森林公園検修区に所属する30000系。種別行先案内表示器がフルカラーLED式に順次更新されているが、フォントは明朝体である。東上線では急行よりも停車駅の少ない快速が廃止されることから、快速のフルカラーLED表示は貴重だ。
▲種別行先案内表示器の更新は森林公園検修区に所属する50000系でも行われている(転入の30000系と入れ替わりで伊勢崎線系統に転属した編成を除く)。なお同系列では3色LED式では明朝体であったのに対しフルカラーLED式ではゴシック体となっている。

30000系と50000系の種別行先案内表示器のフルカラーLED化はかなり進んでおり、最後に伊勢崎線系統から転入した2編成(31606F+31406F31609F+31409F)ではすでにフルカラーLED化が完了しています。50000系でも51001Fを皮切りに進められており、南栗橋車両管区での検査とともに種別行先案内表示器の更新を行った編成もいます。30000系ではフルカラーLED化されても明朝体を維持していますが、50000系では明朝体からゴシック体となり、印象が変わりましたね。登場当初からフルカラーLED式となっている50000・50070系や転換クロスシート車(50000・50090系)とも異なります。

2023年3月8日

【正式アナウンスされた】東京都交通局5300形5320Fの定期営業運転終了が発表される

2023年3月7日、東京都交通局が浅草線5300形で最後の1本である5320F(5次車)が定期営業運転を2月に終了したと発表しました。これにより営業運転が可能な同形式は消滅しました。同編成は廃車除籍処分されるものと思われます。
▲5300形の最後の編成が鉄道ファン同士の混乱を避けるため、ひっそりと営業運転を終えたうえで、正式に運用終了がアナウンスされた。最後の1本となってから1年以上も生き延びたことになるが、これは5500形の無線更新工事によるものとみられている。

最後の1編成となった5300形5320F(5次車)が生き延びたのは5500形の無線更新工事による予備車両確保に伴うもので、京浜急行電鉄本線・空港線・逗子線・久里浜線から京成電鉄本線・押上線まで幅広く活躍することから、1年以上生き延びた形となりました。なお5500形は2021年9月に全27編成が出揃っていますが、5300形の最後の編成の引退は2023年2月ということで、5500形全27編成が揃ってから5300形の正式な運用終了アナウンスまで約1年5ヶ月ほど要した形です。とはいえど、5320Fの長い活躍があったことには変わりはありません。

【新塗装変更再開の兆し】相模鉄道10000系10704F(8両固定編成)、3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”に塗装される

2023年3月7日、相模鉄道10000系10704F(8両固定編成)が制御装置未更新であるものの、かしわ台車両センター構内で3代目塗装の“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となって一部車両が姿を現しています。同系列8両固定編成で、制御装置未更新編成で初めての3代目塗装への変更と思われます。
▲10000系10704F(8両固定編成)がついに“YOKOHAMA NAVYBLUE”に。同系列では10両固定編成の10701Fに施工されているが、10702F(10両固定編成)・10703F(8両固定編成)では塗装変更が見送られ、11000系のような雰囲気となっている。
▲10000系唯一の3代目塗装となっている10701F。この濃紺塗装が8両固定編成の10704Fで初めて登場することとなる。ただし10704Fでは制御装置が更新されていない。
▲制御装置更新工事のあと前照灯移設や種別行先案内表示器の更新を受けたものの塗装変更が見送られていた10000系10702F(10両固定編成)・10703F(8両固定編成)への塗装変更が実現するかどうか気になる。

10000系の3代目塗装への変更は2020年11月から3代目塗装で運用復帰した10701F以来で約2年4ヶ月ぶりのこととなります。さらに8両固定編成では初めての3代目塗装となります。なお現時点で旅客用扉のそうにゃんドアステッカーは残されていますが、3代目塗装への変更に伴って10701Fと同じ小さいものに変更されるものと思われます。こうなると種別行先案内表示器類や前照灯の位置変更の工事も受けている可能性がありますね。ただし10704Fは東日本旅客鉄道長野総合車両センターに入場する動き(配給輸送)がないことから、制御装置未更新となっていますので、制御装置更新前に3代目塗装に変更されるのは極めて異例ともいえます。2021年の10702Fと2022年の10703F、さらに前照灯と種別行先案内表示器類の更新工事を受けた8000系8708F8710Fは3代目塗装とならず2代目塗装のまま運用復帰させたことがありましたので、2023年からの塗装変更再開への第一歩となりました。

【新宿線に珍客?】西武鉄道6000系6108F(10両固定編成)が新宿線で運用される

2023年3月6日、西武鉄道池袋線系統で運用される地下鉄直通対応の6000系6108F(10両固定編成)が新宿線系統の準急・急行を中心とした運用に充当されています。通常の新宿線系統では地下鉄直通対応の改造対象外となった6000系6101F6102Fが運用されていますが、6102Fが武蔵丘車両検修場に1月から入場中のため、その補填の可能性があります。
▲小手指車両基地所属で通常では池袋線・狭山線で運用される6000系6108F(10両固定編成)が玉川上水車両基地に貸し出される形で新宿線・拝島線の運用に入った。武蔵丘車両検修場に入場中の6102Fの補填のための代走なのだろうか。

同編成は武蔵丘車両検修場に入場している6102Fの補填として玉川上水車両基地に貸し出しの形で運用されているものと思われます。しかしながら同編成が直通運用を行っている東京地下鉄有楽町線・副都心線内ではワンマン運転となるため、運転席上部に安全確認用モニタが設置されていますが、それがなくなっている(撤去されている)ようです。一時的なものなのかは不明ですが、小手指車両基地から玉川上水車両基地への正式な転属を含めた動きが絡んでいる可能性もゼロではありません。なおこの編成は車内LCD式旅客案内表示器(スマイルビジョン)を15インチから40000系と同じ17インチワイドに更新したばかりです。西武鉄道では40000系ロングシート車仕様の武蔵丘車両基地への追加投入で通勤形車両の車両転配が行われており、小手指車両基地所属で池袋線系統で運用されていた2000系2085Fが南入曽車両基地に自走回送され、南入曽車両基地所属で新宿線系統で運用されていた30000系38108Fは武蔵丘車両検修場を出場したものの、南入曽車両基地に回送されず小手指車両基地に留置されたままとなっており、両者は相互交換される形で転属した可能性があります。

果たして今回の車両転配はどういう意味をもたらすのでしょうか。2000系置き換えの動きとともに注意が必要です。

2023年3月6日

【前回分のリベンジ?】『小田急の電車撮影会 人気の“通勤車両全車種”が大集合!』が開催される(3月5日分)

2023年3月5日、小田急電鉄海老名検車区で現役通勤形車両の全車種(1000形・2000形・3000形・4000形・5000形・8000形)を並べた『人気の“通勤車両全車種”が大集合!』が開催されました。前回開催時とは異なる編成が使用された形式があります。
▲写真左側から8000形8051F(4両固定編成)、1000形1065F(4両固定編成)、3000形3251F(日本車両製造1次車・6両固定編成)、線路1本を挟んで2000形2051F、4000形4051F、5000形5051Fが並んだ。このうち3000形3251Fと5000形5051Fは運用終了後に撮影会の準備に入った。
▲36番構内留置線を挟む形で3編成3形式ずつが並べられ、前半の3編成3形式、後半の別の3編成3形式という順で撮影会が実施された。写真の種別行先表示は5日の午前の3回分で表示されたものである。

5日の展示車両は39番構内留置線に8000形8051F(4両固定編成)、38番構内留置線に箱根登山鉄道専任の1000形1065F(4両固定編成)、37番構内留置線に3000形3251F(日本車両製造1次車・6両固定編成)、36番構内留置線を挟んで35番構内留置線に2000形2051F、34番構内留置線に4000形4051F、33番構内留置線に5000形5051Fとなりました。前回実施分との違いは2000形と5000形ではトップナンバーが起用され、1000形以外の各形式をトップナンバーで揃えました。前回開催時はダイヤ乱れが影響して2000形と5000形が別の編成であっただけに、前回実施分から試みようとした、1000形以外の各通勤形車両の形式をトップナンバーで揃える、というリベンジを果たした格好となりました。なお午前の3回分と午後の3回分で種別行先案内表示器の表示内容が異なっており、以下のように表示されました(私は午前の2回目の分に参加しております)。通常ではあり得ない組み合わせの種別行先表示もあるほか、かつて存在した種別行先もあります。特に8000形8051Fが表示した準急はどちらも実在した種別行先表示ですので、懐かしかったです。

第1回から第3回まで
33番構内留置線…5000形5051F 表示は『各駅停車小 田 原(OH47)』
34番構内留置線…4000形4051F 表示は『通勤準急伊 勢 原(OH36)』
35番構内留置線…2000形2051F 表示は『通勤急行新   宿(OH01)』
37番構内留置線…3000形3251F 表示は『急  行成城学園前(OH14)』
38番構内留置線…1000形1065F 表示は『快速急行相 模 大 野(OH28)』
39番構内留置線…8000形8051F 表示は『準  急町   田(OH27)』

第4回から第6回まで
33番構内留置線…5000形5051F 表示は『通勤急行小田急多摩センター(OT06)』
34番構内留置線…4000形4051F 表示は『通勤準急北 綾 瀬(C-20)』
35番構内留置線…2000形2051F 表示は『各駅停車唐 木 田(OT07)』
37番構内留置線…3000形3251F 表示は『快速急行秦   野(OH39)』
38番構内留置線…1000形1065F 表示は『急  行大   和(OE05)』
39番構内留置線…8000形8051F 表示は『準  急新 松 田(OH41)』

【ついに実車登場】東武鉄道N100系“SPACIA X”のN101FとN102Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2023年3月5日、日立製作所笠戸事業所で製造された東武鉄道500系以来となる特急形車両N100系2編成12両の甲種輸送が実施されています。この系列は最終的には4編成24両を新製投入し、2023年7月15日より営業運転の開始を発表しています。
▲(イメージ)東武鉄道では500系以来の特急形車両となるN100系がついに登場。側面部車番からN101FN102Fの2編成とみられる。最初の2編成(N101FN102F)が登場したので、あと2編成(N103FN104Fの2編成12両)が登場予定である。

新型の特急形車両N100系は6号車『N101-1』・5号車『N101-2』・4号車『N101-3』・3号車『N101-4』・2号車『N101-5』・1号車『N101-6』から構成されるN101F、6号車『N102-1』・5号車『N102-2』・4号車『N102-3』・3号車『N102-4』・2号車『N102-5』・1号車『N102-6』から構成されるN102Fとなっていて、スタンダードシート(普通席)に加えて座席配置が1列×2列のプレミアムシート、さらに特別座席の1人・2人・4人で利用可能なコックピットラウンジ、2人定員のボックスシート、4人定員のコンパートメント、7人定員のコックピットスイートが設置されています。また1号車以外の奇数号車にはシングルアームパンタグラフが2基ずつ設置されていて、制御装置は日立製作所製SiC素子と思われます(先頭車を制御車とすると4M2Tの可能性)。側面部の行先案内表示器はフルカラーLED式ではなくLCD式タイプのように見えます。またダイヤは浅草(TS-01)~東武日光(TN-25)・鬼怒川温泉(TN-56)間を毎日2往復、木曜日・金曜日と土曜休日はさらに2往復を運転することが発表されています。最初の2編成を営業運転に投入するため、予備車両確保の観点から1~2本の運用となり、後者の2往復は祝日を除く月曜日から水曜日までは100系で運転され、その列車は『けごん』となります。

【東武鉄道N100系運転ダイヤ】列車名は『スペーシアX』
①毎日運転
日1050←浅0900 3号
日1155→浅1345 4号
鬼1603←浅1400 7号
鬼1637→浅1845 8号

②木曜日・金曜日・土曜休日運転
※月曜日・火曜日・水曜日の平日のみ100系で運転
日0939←浅0750 1号
日1045→浅1235 2号
日1448←浅1300 5号
日1543→浅1735 6号

2023年3月5日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2023.03.05 人気の“通勤車両全車種”が大集合!SP~

2023年3月5日、小田急電鉄小田原線を撮影…ですが今回は海老名検車区で現役通勤形車両全車種(1000形・2000形・3000形・4000形・5000形・8000形)を並べた『人気の“通勤車両全車種”が大集合!』の第2回に参加してきましたので、その様子を報告します。

海老名(OH32)西口付近で受付と検温を済ませ、小田急トラベルの担当者の案内のもと、移動します。時刻は10時10分過ぎ、海老名検車区構内に入ります。私自身が海老名検車区構内に入るのは2019年のファミリー鉄道展以来で約4年ぶりになります。
海老名検車区に入っても1回目の参加者が全員離れるまでは移動を挟んで待機するのですが、その合間には8000形8065Fが構内入換を実施中でした。クハ8165側がクヤ31形連結対応になってからクハ8165側から初めて撮りました。しかし相方の8265Fと離れて以降は運用に入らなくなり、3月4日・5日のクヤ31形との定期検測運転で電源供給車として同伴した後は海老名検車区での留置が続いています。検査も通して車内照明がLED化されているのに営業運転に入らない状態が続くと、クヤ31形の専属の電源供給車編成となってしまう印象を持ちました。

撮影会開催時は参加者をAグループとBグループに分けて、3形式3編成ずつの撮影を遠くから近くに移動しながら行い、また引きで行うという方法となり、交代で別の3形式3編成ずつで同様の撮影スタイルを実施し、最後の時間は至近距離からでも撮影可能なフリー撮影タイムとなったのです。
まず展示車両全体を撮影します。今回の展示車両は小田原線側から以下の通りでした。なおこの撮影会では横並びの3編成ずつの展示とするため、36番構内留置線に留置車両はありません。各編成に表示された種別行先表示はそれぞれ以下の通りとなっており、午後の3回分とは表示が異なります(以下の表示は3月5日の午前の分で表示されたものです)。

33番構内留置線…5000形5051F 表示は『各駅停車小 田 原(OH47)』
34番構内留置線…4000形4051F 表示は『通勤準急伊 勢 原(OH36)』
35番構内留置線…2000形2051F 表示は『通勤急行新   宿(OH01)』
37番構内留置線…3000形3251F 表示は『急  行成城学園前(OH14)』
38番構内留置線…1000形1065F 表示は『快速急行相 模 大 野(OH28)』
39番構内留置線…8000形8051F 表示は『準  急町   田(OH27)』

今回の撮影会では1000形以外はすべてトップナンバーで揃いました。前回の2月19日実施分では17日の信号故障に伴うダイヤ乱れが影響して、2000形と5000形はトップナンバーでの展示が予想されていたところ、前者は2056F、後者は5055Fにそれぞれ変更となりました。なお3月4日の撮影会開催前に運用に入っていたのは3000形3251Fと5000形5051Fです。前者は6802レ(小0537→厚0631)で、後者は回9130レ(土曜休日E11運用)で海老名検車区にそれぞれ入庫しており、そのあと撮影会の準備に入っていたようです。
まずは小田原線側より5000形5051F・4000形4051F・2000形2051Fから。引きの状態で最初は撮影し、徐々に接近するスタイルがとられました。前回の撮影会では実現しなかったトップナンバー同士です。このために充当する運用の調整を行っていたのでしょう。
まずは5000形5051Fの『各駅停車小 田 原』は通常あり得ません。2代目5000形は10両固定編成のみであるほか、栢山(OH43)~足柄(OH46)間の各駅のホーム有効長が6両分しかないためです。今年で就役3年が経過するとあって、早いもんですねぇ。
この4000形4051Fの『通勤準急伊 勢 原』は通常あり得ません(列車番号は本日の日付にちなんで35E)。こちらは通勤準急が平日朝の上りのみの種別であるためです(伊勢原は通勤準急の最西端の始発駅)。この形式でさえも長いと就役16年。2027年で就役20周年になるのか…。
2000形2051Fの『通勤急行新   宿』表示は現行ダイヤでは見られませんが、かつて8両固定編成でも通勤急行として運転されていたことがあるため、実在した運用による行先表示です。この形式の通勤急行に乗ったことがある方で懐かしいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただしこの列車は多摩線からの直通のみなので、小田原線ユーザーの私にはほとんど縁がない列車です。この形式は1995年に就役したので、2025年でなんと就役30周年。びっくりですね。
2000形2051Fと4000形4051F。前者は先頭車に急行灯がありますが、側面窓はUVカット仕様という珍しい組み合わせ。2052Fは急行灯ありの側面窓はUVカット非対応、2053Fは急行灯はありませんが、側面窓はUVカット非対応、それ以外は急行灯なしの側面窓はUVカット仕様となっています。後者は登場当初からインペリアルブルーをまとう形式。この帯色は廃車が進行する8000形以外の他形式にも波及することとなります。
4000形4051Fと5000形5051F。どちらも10両固定編成の主力となっていますが、前者は東京地下鉄千代田線や東日本旅客鉄道常磐緩行線でも活躍する形式。茨城県南部にある取手(JL-32)まで入線する運用もあります。5000形は現在数を伸ばして12編成が活躍中。最古参形式である8000形を置き換えています。
続いては先ほどの3形式とは別の3形式。小田原線側より3000形3251F・1000形1065F・8000形8051Fです。1000形以外はトップナンバーに揃えられています。なおこの3編成は前回の撮影会でも使用されています。

今回の撮影会の並びも結果的に8000形から順番に製造されたときの並びではありません。最初に6形式を写した写真をご覧いただければ分かりますが、左側の8000形から右側の5000形にかけて、製造順に並んでいるように見えますが、途中の2000形と3000形では製造順で並べると逆になるからです(前者は1995年、後者は2001年)。
この8000形8051Fの『準  急町   田』は現行ダイヤでは見られませんが、実在した運用です。現在の新宿発着~新松田(OH41)発着は消滅し、すべて東京地下鉄千代田線直通列車として朝夕を中心に運転されており(2022年3月までは日中時間帯も運転されていた)、最西端は伊勢原となっています。私が大学時代に向ケ丘遊園(OH19)で上り列車をよく撮影していましたが、その際に下り列車も同時観察し、その時に存在した列車であることを思い出し懐かしく感じました。
この1000形1065Fの『快速急行相 模 大 野』は現行ダイヤでは見られませんが、実在した運用です。かつての新宿発の最終の快速急行に、大野総合車両所入庫の都合で相模大野行きが存在しました。ただし現在のダイヤでもダイヤが乱れたときに江ノ島線で各駅停車のみの運転となる場合にのみ見られることがあります。なお同編成が快速急行の運用に入ることはありません(箱根登山鉄道専任編成となったため)。
この3000形3251Fの『急  行成城学園前』は基本的には東京地下鉄千代田線直通列車で見られる行先ですが、成城学園前以東で人身事故などのトラブルがあったりする場合は上り列車で、成城学園前以西で人身事故などのトラブルがあったりする場合は下り列車で見られることがあります。昨年就役20年を迎えた同形式ですが、まだまだ主力です。
8000形8051Fと1000形1065F。今まで両者はリニューアル後も10両編成の運用に入っていたのですが、前者は昨年大晦日を最後に運用に入っていない(つまり2023年は一度も営業運転に入っていない)という衝撃の事実、後者は箱根登山鉄道専任の編成となり、他編成との併結ができなくなり、10両編成運用には入っていません。8051Fについては大野総合車両所への回送など動向に注意しなければなりません。
1000形1065Fと3000形3251F。このうち後者は一時期8051Fとの併結により営業運転をしたことがあります。8000形4両固定編成と3000形1次車・2次車6両固定編成の併結運転がほとんど見られなくなり、8000形は廃車が進んでおり、3000形は3次車以降でリニューアルが進められ、6号車の電気連結器が撤去されるなど、いわゆる“ブツ10”がだいぶ少なくなりました(まだ8000形の同一番号編成などで見られますが)。
8000形8051Fは2023年の営業運転に入っておらず海老名検車区への留置が続いていることから、いつ廃車除籍処分となってもおかしくはないと思うので、編成写真にしました。
最後に、全6形式を収めたショットで撮影会を終了しました。

このようなイベントを開催してくださった小田急電鉄及び小田急トラベルの関係者に感謝申し上げます。
5000形5062F6574レ(土曜休日E68運用)。5000形の現時点のラストナンバーを帰り際に収めました。撮影は以上になります。

2023年3月4日

【留置線にも入線】小田急電鉄『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』開催

2023年3月4日、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形を使用した『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』が開催され、同日の運転では50002Fが使用されました。このツアーによる特別団体専用列車は11日にも予定されています。
▲『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』に使用されたロマンスカー“VSE”50000形50002F。同形式を2編成使用する特別団体専用列車以外での50002Fの使用機会は多くなく、50001Fの予備的な存在ではあるが、50001Fが別の団体専用列車に使用されていたことから50002Fの充当が実現した。
▲ロマンスカー“VSE”50000形50001Fは秦野(OH39)以西を走行していないため、同編成は貸切プラン(『小田急線周遊プラン』の土休A-2のダイヤ)の特別団体専用列車に使用されていたようである。このため『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』には50002Fが充当されたのである。

特別団体専用列車のみの運用となって以降、特別団体専用列車への充当は2編成を同時に使用する場合を除くと50001Fが充当される割合が多く、50002Fはその予備的存在であることが多いです。しかし今回は貸切プランの『小田急線周遊プラン』に50001Fが使用されたために『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』に50002Fが充当されたのです。両編成の共通点として多摩線に入線しています。また町田(OH27)では両編成が並んだほか、土曜休日N31運用に充当のロマンスカー“GSE”70000形70051Fとの並びも実現しています。50002Fは喜多見検車区を出庫し、成城学園前(OH14)→唐木田(OT07)→新百合ヶ丘(OH23)→小田原(OH47)→開成(OH42)構内留置線→小田原→新宿(OH01)と運転されました。定期営業運転時にはほとんど入線しなかった開成の構内留置線(3番・4番・5番構内留置線のいずれか)にも入線しました。なお開成にはロマンスカー“NSE”3100形(デハ3181)が保存されていることから、同車両との出会いも果たしました。

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2023.03.04 まさかのロマンスカー“VSE”を2本見られたワケ~

2023年3月4日は小田急電鉄小田原線を撮影。まずは海老名(OH32)にて。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。なんといきなり特別団体専用列車のVSEが来ました。この直前にロマンスカー“GSE”70000形70051F0102レ(土曜休日N31運用)が通過していきましたが、3000形3657F6575レ(土曜休日B18運用)が発車した直後とあって、信号で停止していたことが救いとなり、撮影に成功。

このあと8000形8262F1039レ(土曜休日A22運用)で追いかけ、途中駅で抜かした場合はどこかで下車して狙おうと考えていました。すると海老名で撮ったVSEが秦野(OH39)の1番ホームで停車中でしたので、その西隣の渋沢(OH40)で狙うことに。
ロマンスカー“VSE”50000形50002F。なんと想定外すぎる出来事。最初に海老名で撮っていた編成とは別の編成が来ました。翌々調べると、この50002Fによる特別団体専用列車が私が本来狙うつもりだった『ロマンスカー乗務員からの挑戦状!VSEで行く、小田急知識王・強運王決定戦の旅』だったのです。展望席前に置かれたVSEのプラレールがなかなかいいですね!

…となると、50001Fの特別団体専用列車は秦野以西には来なかった、つまり秦野で上りに折り返した…とすると、この形式の貸切プラン(小田急線周遊プランのA-2のダイヤ)に伴う特別団体専用列車であることが判明。結果的にロマンスカー“VSE”50000形を2本見ることができたわけですが…。

撮影は以上です。明日5日は通勤形電車の撮影会がありますので、楽しみです。VSEの特別団体専用列車を運転して下さった小田急電鉄に感謝いたします。