2026年1月2日

【一部の部品は再利用へ】東日本旅客鉄道E233系0番台元都トタT71編成のサハE233-543+サハE233-43、廃車解体処分の可能性?

2025年12月9日に東日本旅客鉄道東京総合車両センターで転用改造工事を受けたE233系0番台元都トタT71編成のうちクハE233-71+モハE233-71+モハE232-71+モハE233-271+モハE232-271+クハE232-68の6両で組成された都マリC1編成の出場に伴い、中間付随車2両(サハE233-543+サハE233-43)と電動車1ユニット(モハE233-443+モハE232-443)が余剰となっています。
▲E233系0番台都マリC1編成はもともとの元都トタT71編成のうち1号車~5号車・10号車を活用している。すなわち6号車~9号車(サハE233-543+サハE233-43・モハE233-443+モハE232-443)が余剰となっている。2020年に出場し新製からわずか5年ほどだが、中間付随車については側面部の種別行先案内表示器など一部の部品が抜き取られている。

E233系0番台元都トタT71編成は2020年に編成単位で最後に製造された同系列0番台であり、グリーン車を除いて番号順にT編成・H編成・青編成(ワンマン運転対応済みのP編成を含む)となっているために、元都トタT71編成に限り1号車~5号車の車番は元八トタ青670編成(現在の8500番台都ナハN36編成であるがワンマン運転未対応のため運用離脱中)の続番、6号車~10号車は都トタT42編成の組成変更前の状態の続番とされ、クハE233-71+モハE233-71+モハE232-71+モハE233-271+モハE232-271+サハE233-543+サハE233-43+モハE233-443+モハE232-443+クハE232-68と組成されていました。当初からグリーン車組み込みへの対応工事はなされておらず、車椅子対応トイレの設置や組成変更がなかったため動向が注目され、一時は青梅線内完結運用で営業運転に投入されるなどしていましたが、『10 Cars』ステッカーが無くなっていた時期もあったため、入場のタイミングが注目されていました。東京総合車両センターに入場した後は先ほどのサハE233-543+サハE233-43とモハE233-443+モハE232-443の4両を切り離し、残った6両を組んで帯色を209系2000番台・2100番台と同じ黄色と水色としたうえで前面部の塗装分けを変更しました。座席モケット(オレンジバーミリオン)や半自動ドアスイッチはそのままですが、車内案内表示器が交換されているほか、車体側面部に乗降安全確認カメラがついていますので、ワンマン運転導入を見据えているようです。

このことから中間付随車が少なくとも余剰となる可能性が高いことから、昨年12月30日時点では側面部の種別行先案内表示器が抜かれていて、一部の部品は他編成の部品確保用になるものと思われます。こうなるとサハE233-543+サハE233-43はわずか5年ほどですが廃車解体処分となる可能性があります。中間電動車は少なくとも活用できるはずですので、同じく転用改造工事で入場中と思われる元都トタH49編成の4両側に組み込めば、都マリC1編成と同じような組成が2編成分できそうです。元分割編成というのが引っ掛かりはしますが…。モハE233-443+モハE232-443は転用の可能性を残しているため、場合によっては廃車解体処分を免れるかもしれません。