2026年1月20日、東日本旅客鉄道が2026年春(2026年3月~6月)の臨時列車の運転概要を発表しました。注目すべき首都圏の臨時列車を中心に抜粋して紹介します。全車指定席の新幹線や特急列車が多いです。乗車日1ヶ月前の10時から新幹線特急券、指定席特急券を確保することができますので、事前にみどりの窓口設置駅および各駅に設置されている指定席券売機(一部新型タイプの指定席券売機)の操作での特急券確保など綿密な計画を立てておきましょう。
【新幹線】%20and%20F26(Shinkansen%20E7)(at%20Tokyo).JPG)
▲新幹線は『はやぶさ』『かがやき』『つばさ』など全車指定席の列車を中心に増発される。さらに春分の日に宇都宮停車、福島デスティネーションキャンペーンに合わせて郡山停車の東京発新青森行き『はやて』が設定される。事前に新幹線特急券の確保などをお勧めする。%20and%20F45(HAKUTAKA)(at%20Tokyo).JPG)
▲5月上旬のGWまで上越線ガーラ湯沢発着の『たにがわ』の設定があるほか、北陸新幹線では東京~上越妙高間の『はくたか』の設定がある。
新幹線では上越新幹線がガーラ湯沢発着の『たにがわ』、北陸新幹線が金沢・敦賀発着の『かがやき』など、東北新幹線が『はやぶさ』『こまち』など(一部の日程で併結運転されない場合あり)を中心に増発運転するほか、これ以外にも臨時列車の設定があります。なかでも注目は『はやぶさ』登場前の全車指定席での愛称であった『はやて』が運転されることです。現行ダイヤでの盛岡以南での定期運用がない『はやて』はかつての東北新幹線の最速達の愛称であり、ほぼすべて『はやぶさ』に置き換えられました。現在の定期列車は早朝・夜間のみに盛岡~新函館北斗間1往復、新青森~新函館北斗間1往復の上下4本のみが運転されています。運転区間は長くありませんが現在の『はやぶさ』に通ずるところがありますね。さらに北陸新幹線では上越妙高発着の『はくたか』が設定されることです。これは高田城址公園で開催される観桜会に合わせた臨時列車となります。
【在来線】
在来線では土曜休日を中心に多数の臨時列車(主に特急列車)が設定されます。首都圏地区では波動輸送向けのE257系5000番台・5500番台(都オオ)、E653系1000番台(都カツ)の充当列車が多いものの、編成数に限りがあるほか、5500番台は定期運用と兼用のため、車両状況次第ではそれぞれの線区の定期特急列車に使用される系列が使用されます。.JPG)
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▲各路線と常磐線を直通する臨時特急はE653系1000番台やE657系が多く上野東京ライン経由で直通する東海道線平塚(JT-11)発着はE657系が充当される。今春は『水戸偕楽園平塚号』と『絶景ネモフィラ平塚号』の設定があり、横浜(JT-05)を出ると水戸(『水戸偕楽園平塚号』のみ偕楽園)まで途中無停車だ(ただし上野(JU-02,JJ-01)は乗務員交代の運転停車あり)。
首都圏エリア(在来線)の春の臨時列車はE257系5000番台・5500番台(都オオ)およびE653系1000番台都カツK70編成・都カツK71編成の臨時特急が多いです。編成数が限られるために日程や車両都合などで各定期特急列車に投入されている車両(信州方面はE353系、房総特急はE257系500番台とE259系(『しおさい』のみ)、伊豆方面はE257系2000番台・2500番台など)が使用されます。
E257系を使用する臨時特急列車は波動輸送向けの5000番台や5500番台が多く、5000番台は『あずさ』・『踊り子』が中心に、5500番台は定期運用もある特急『草津・四万』のほかに、『富士回遊』や特殊な列車名の臨時特急列車に充当されるほか、『草津・四万』の一部日程は1号車にグリーン車を連結するE653系1000番台が充当されます。ただし房総地区方面の列車となる『新宿さざなみ』『新宿わかしお』などはE257系500番台、特急『草津・四万』は代走で同系列2500番台での充当となることも見込まれます。
E653系1000番台の充当列車は『E653系7両』と書かれた列車で、新潟~酒田・秋田の特急『いなほ』を除き、国鉄特急色都カツK70編成または水色の都カツK71編成の臨時特急列車となっています。特急『鎌倉』のほか一部『草津・四万』、平塚発着以外の各線と常磐線を結ぶ臨時特急(ただし熱海(JT-21)発着の特急『常磐熱海』には充当予定)のほか、福島デスティネーションキャンペーンに合わせてか新宿(JS-20)~福島間を東北本線(宇都宮線)経由で運転される特急『あづま(福島さくら紀行)』の設定があります。東海道線平塚(JT-11)発着のみは上野東京ライン経由で定期的に直通するE657系が充当されます(詳細は後述)。
E657系の臨時特急列車は『ときわ』や原ノ町発着の特急『相馬野馬追号』のほか、東海道線平塚発着で上野東京ライン経由で常磐線に直通する臨時特急列車があります。平塚発着列車は3月に『水戸偕楽園平塚号』・4月に『絶景ネモフィラ平塚号』があり、平塚・茅ケ崎(JT-10)・藤沢(JT-08)・大船(JT-07)・横浜・水戸・勝田と停車します。『水戸偕楽園平塚号』では往路のみ偕楽園にも停車します(臨時駅)。編成はE653系0番台復刻塗装編成(都カツK1編成・都カツK3編成)以外となりそうですが、復刻塗装から戻った編成が充当される可能性はあります。
最後に255系都マリBe-03編成の臨時特急列車は運転開始50周年を迎えた特急『しおさい』(1往復)に充当予定のほか、最繁忙期の『わかしお』・『新宿わかしお』にも充当される予定です。今回は久しぶりに上りの臨時『わかしお』にも充当されるんですね。現在は大宮総合車両センターに入場中で整備を受けていますが、255系の最後の編成がどこまで生き延びるのかにも注目を集めそうです。
これらの列車の乗車には普通乗車券(土曜休日は休日おでかけパスなどフリーきっぷでもOKだが範囲外にまたがる場合はフリーきっぷ範囲内の末端駅から範囲外の下車駅までの乗車券も必要、区間によりICカード)のほか新幹線は新幹線特急券、在来線は指定席特急券(有料快速列車の場合は指定席券)が必要になるので、乗車予定日の約1ヶ月前に購入することをお勧めします。また座席ランプ不使用(東海道線⇔常磐線の臨時特急列車)または未設置(特にE257系5000番台・5500番台の特殊名称の列車およびE653系1000番台)の臨時特急列車では券面の号車・座席に正しく着席したとしても、特急券確認のために車内改札が行われることがありますので、車内改札が終了・通過するまでは特急券などを紛失しないように注意してください。