2025年8月23日終電後に、東急電鉄長津田検車区から西武鉄道小手指車両基地に輸送された元東急電鉄9000系9011Fの4両(組成はクハ9011+デハ9211+デハ9611+クハ9111)が新101系249F(ツートンカラー)と263F(黄色一色)に挟まれる形で牽引され、武蔵丘車両検修場に輸送されました。転用改造工事のために一足先に入場したものと思われます。.JPG)
▲新天地の西武鉄道小手指車両基地に到着して数日しか経っていないが、新101系に挟まれて武蔵丘車両検修場に入場したものと思われる元9000系9011F。東急電鉄時代からの制御装置がそのままとなっており、制御装置更新を含めた大規模改造となりそうだ。
▲西武鉄道小手指車両基地に残されている元9000系9003F。こちらも新101系の牽引で入場となる可能性が高い。元9000系9011Fと同様の改造内容になるものとみた方がよさそう。%20at%20Tamagawa-josui%20Train%20Base).JPG)
▲西武鉄道8000系8103Fの場合は初のサステナ車両だったこともあってか、小手指車両基地構内である程度の走行試験を実施したあと自走回送での入場となり、改造は種車の雰囲気を極力残すよう最小限にとどまっている。元東急電鉄9000系の方が大掛かりな改造に?
転用改造工事実施前の西武鉄道8000系(元小田急電鉄8000形)は小手指車両基地から自走回送で武蔵丘車両検修場に入場しましたが、元東急電鉄9000系では自走せず新101系に挟まれた状態で輸送されたようです。今回の東急電鉄9000系は譲渡数が多く、国分寺線以外への支線に投入することを考慮してか、到着してわずか数日間で武蔵丘車両検修場に転用改造工事で入場させた可能性があるものと思われます。長津田車両工場(東急テクノシステム)で改造工事を受けている元9000系9005Fとは同じ改造メニューになるのでしょうか。今後の動向にも注意が必要です。それにしても9000系の置き換えペースが意外にも早いですね…。