2025年8月14日、東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z12編成が乗り入れ先路線の東日本旅客鉄道埼京線・川越線の大崎(JA-08)~大宮(JA-26)~南古谷間を初自走する試運転を実施しました。そのあと川越車両センターにも入りましたので、ATACSの試験実施の可能性がありますが、乗務員訓練で貸出となる可能性もあるため、動向が注目されています。.JPG)
▲東京臨海高速鉄道70-000形の在籍数は7編成(70両)。これは元東臨Z8編成の先頭車のみ九州旅客鉄道小倉総合車両センターで譲渡に伴う改造工事を受けているためと思われる。残った編成の今後の動向が気になる形式だ。
導入予定の71-000形は10両2編成(20両)が東臨運輸区に配属されており、東臨Z12編成は東臨運輸区→新木場(R-01)→南古谷→新宿(JA-11)→南古谷と走行したようです。南古谷~川越間のみ走行していませんが、いずれは全線走破もありそうですね。川越車両センターに入ったことから、埼京線内で使用するATACSの試験、川越車両センターへの貸出など、様々な目的がありそうですね。なお東京臨海高速鉄道の車両は基本的に列車番号80番代・90番代の運用に充当されることから、東臨運輸区の出入庫が基本ですが、川越車両センターを出入庫する運用があります。平日・土曜休日ともに85運用に充当された編成は夜間に川越車両センターに入庫し停泊翌日の91運用で川越車両センターを出庫する運用が設定されていて、この関係もありそうです。今後も就役に向けて試運転が続けられるでしょうか。