2025年8月14日

【なんだか違和感が…】東急電鉄7000系7101Fの車内案内表示器が大型化され運用復帰も、違和感だらけ?

2025年8月6日の平日28運用から、東急電鉄雪が谷検車区所属の7000系7101Fが車内のLCD式の旅客案内表示器を従来の15インチから17インチワイドに更新して池上線・多摩川線で運用復帰を果たしましたが、2017年度に製造された7108F以降に見られる17インチワイドのものとは異なっており注目されています。
▲池上線・多摩川線の主力となっている7000系(写真は7104F)。7101F7107Fは15インチ、7108F以降は17インチワイドの車内LCD式案内表示器が2画面設置されている。
▲2017年度以降に増備された7000系(写真は7113F7114F)では車内LCD式旅客案内表示器が当初から17インチワイドであり、セサミクロ仕様となっている。
▲7000系7107Fまでの車内LCD式旅客案内表示器(停車駅案内のもの)。15インチではあるが、駅ナンバリングに対応した表示となっている。
▲7000系7108F以降の車内LCD式旅客案内表示器(停車駅案内のもの)。17インチでアニメーションに対応している。

7000系7101Fは2007年度に登場したトップナンバーで、車内LCD式旅客案内表示器は従来は15インチの2画面となっていましたが、今回更新された車内LCD式旅客案内表示器は17インチではあるものの、アニメーション表示が大きく異なっているほか、東急電鉄のLCD式旅客案内表示器設置車両では初めて現在時刻が表示されているほか、次停車駅の案内表示は漢字表記とひらがな表記を基本に、その下に小さく英語や中国語・韓国語が表示される仕様となっています。池上線・多摩川線ともに駅間が長くないため、アニメーション入りの仕様の場合は数秒ごとに日本語(漢字)→英語→日本語(ひらがな)→中国語→韓国語とアニメーション入りで表示させることになるので、インバウンドの方への案内にも対応できるよう、漢字・ひらがなの下部に小さく表示させる仕様にしたのでしょう。この車内案内表示器の更新に伴って、ドアチャイムも少し変更されており、各家庭の玄関のインターホンをややゆっくりめにしたかのような2点式となっています。車内自動放送は相変わらず駅ナンバリング非対応です。これが7107Fまでの15インチの車内案内表示器を搭載する編成に拡大される可能性があります。もしかしたら7108F以降にも広がったりして…。