2025年8月11日

【年に一度の入線も】東日本旅客鉄道臨時特急『伊東按針祭花火大会号』をE257系5000番台・E657系で運転

2025年8月10日、東日本旅客鉄道東海道線と伊東線の全線を直通する臨時特急『伊東按針祭花火大会号』が東京(JT-01)~伊東(JT-26)間で運転され、1号・2号(9085M列車9088M列車)にE257系5000番台都オオOM-91編成、3号・4号(9087M列車9090M列車)にE657系都カツK5編成がそれぞれ充当されました。
▲波動輸送向けのE257系5000番台都オオOM-91編成が臨時特急『伊東按針祭花火大会号』の1号(伊1646←東1500)・2号(伊2131→東2328)を担当した。この系列は臨時の『踊り子』でも走行するため違和感はないが、前面部の愛称表示器は『特急』のみ単体、側面部の愛称行先表示器は『特急 伊東』『特急 東京』であった。
▲今夏は東海道線平塚(JT-11)発着の臨時特急列車の設定がなく、臨時特急『伊東按針祭花火大会号』の3号(伊1822←東1625)・4号(伊2216→東2406)を担当し品川(JT-03)以南の東海道線に入線したE657系都カツK5編成。特に平塚~伊東間はその臨時特急でしか入線しない貴重な光景だ。側面部の愛称行先表示器は『臨時特急 伊東』『臨時特急 東京』を表示した。

今夏は東海道線平塚発着で常磐線直通の臨時特急列車の設定がなく、臨時特急『伊東按針祭花火大会号』でE657系が久しぶりの東海道線品川~平塚間(過去に臨時特急でも走行したことがある区間)・平塚~伊東間(臨時特急『伊東按針祭花火大会号』限定で走行する区間)に入線したわけですが、品川~平塚間の入線は実は臨時特急『絶景ネモフィラ平塚号』以来でこのときは初日の往路のみ都カツK5編成が充当されていましたが、人身事故によるダイヤ乱れの影響から初日の復路と2日目運転分は『フレッシュひたち』復刻でオレンジパーシモン塗装の都カツK3編成が充当されるという珍事がありました。そういった意味で都カツK5編成にとっては臨時特急『絶景ネモフィラ平塚号』の復路に充当できなかったときのリベンジ(?)となったようです。

途中停車駅は品川・横浜(JT-05)・大船(JT-07)・藤沢(JT-08)・小田原(JT-16)で『踊り子』が停車する川崎(JT-04)・熱海(JT-21)を通過し(熱海は旅客案内上は通過だが伊東線内が単線のため客扱いは行わない運転停車)、藤沢に停車するという珍しい停車駅となっています。