2025年8月7日の6827レ(小2402←伊2327・平日111運用)より、小田急箱根鉄道専任の小田急電鉄1000形1063F(4両固定編成)が電気連結器を撤去したワンマン運転対応車両として運用復帰を果たし、翌8日の平日112運用から小田急箱根鉄道終日運用に入りました。.JPG)
▲小田急箱根鉄道専任編成の1000形1063Fが電気連結器を撤去のうえスカートが改造され、ワンマン運転対応車両となり運用復帰した。これで対象の全4編成への改造工事が終了した。小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間ではロマンスカーを除き、来春からのワンマン運転が予定されている。
▲ワンマン運転対応となった1000形1065F。車体側面部に乗降安全確認カメラと乗務員室に乗降確認用のモニターが設置されている。
1000形では1066Fを皮切りに大野総合車両所で電気連結器を撤去した姿で目撃され(そのあとスカートが改造され10両固定編成と同じ形状になる)、この際にワンマン運転対応改造工事が実施されました。最後にワンマン運転対応改造工事を施工された1063Fの運用復帰により、小田急箱根鉄道専任の運用は4編成体制に戻るものと思われます。今後は小田急箱根鉄道専任の編成を使用してワンマン運転導入に向けた試験が実施される可能性があります。いずれは車体連結面に設置された車外スピーカーから乗降促進放送を流して発車する光景が見られるかもしれません。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2025年8月8日現在 合計98両 下線部は小田急箱根鉄道専任(ワンマン運転対応編成)
* 4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成(1097Fは元8両固定編成の付随車も)改造