2025年8月5日

【全10編成更新完了】京浜急行電鉄2100形の側面部の種別行先方向幕が消滅、すべてフルカラーLED式に

2025年8月4日より、京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所に検査施工のために入場していた2100形2117編成が出場、試運転を実施しました。この際に側面部の種別行先案内表示器が幕式からフルカラーLED式に更新されており、同形式から幕式の種別行先案内表示器が消滅したと同時に、同形式のすべての車両がフルカラーLED式となりました。
▲2100形で最後まで種別行先案内表示器が幕式のまま残っていた2117編成で更新が行われ、同形式はすべてフルカラーLED式に更新が完了した。ただし幕式自体は1500形の側面部のみに残されており、この形式がすべて置き換えられない限りは幕式が残る。

2100形は登場当初はすべて幕式で、先頭車の前面部のみ最初にフルカラーLED式に更新され、側面部は幕式のまま存置されていました。幕式時代は『Wing』が行先表示器に、三崎口(KK-72)や京急久里浜(KK-67)(当時は『久里浜』のみの表示)の行先表示が種別表示器にありましたが、入れ替えとなり、『Wing』が種別表示器に入るように変更されたことで、行先部分は『京急』を含めてフル表記ができるようになっていました。フルカラーLED式となったことで日本語と英語の交互表示となりますが、前面部は基本的に日本語表示のみとなるため、インバウンドの方などは側面部できちんと確認をする必要があります。これで2100形の種別行先案内表示器は全10編成で完了しました。