2025年7月31日より、日立製作所笠戸事業所で製造・落成した東京地下鉄18000系18114Fの甲種輸送が東急電鉄長津田検車区まで実施されました。牽引は日本貨物鉄道新鶴見機関区のEF210形125号機が担当しましたが、東日本旅客鉄道横浜線内は5両ずつに分割する関係からDD200形が担当しました。.JPG)
▲18000系初の2次車となった18112Fの次がなぜか18114Fとなった。このあいだの18113Fにトラブルがあり、落成が後ろ倒しになった可能性がある。2025年の18000系はこの18114Fが初登場となった。8000系の現存編成は8101F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118Fの6編成となっており、次に離脱する編成はどれになるのだろうか。
▲東日本旅客鉄道横浜線内では5両ずつに分割して東急電鉄長津田検車区に納車、後日に10両に組成して田園都市線の終電を待ってから鷺沼検車区まで回送することになる。
18000系は2024年10月の18112F以来のことですが、東急電鉄長津田検車区を経由しての鷺沼検車区への納車は18111F以来となります。前回の18112Fでは初めて制御装置が変更されたこともあって長津田検車区ではなく、綾瀬検車区に納車されたうえで回送されていました。今回の18114Fも2次車で製造されているものと思われ、日立製作所製のSiC素子が採用されているものと思われます。18000系では8000系をすべて置き換える全19編成を導入予定となっていますので、残るは6編成分となります。なお今回の甲種輸送では18113Fの分が飛ばされていますが、同編成に何らかのトラブルがあったのか、18113Fよりも先に18114Fが落成した形となりました。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年8月2日現在
《現役》 6編成( 60両)
8101F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118F
《廃車》13編成(130両)
8102F・8103F・8104F・8105F・8107F・8108F・8110F・8111F・8112F・8113F・8114F・8117F・8119F
【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2025年8月2日現在
13編成(130両)
18101F・18102F・18103F・18104F・18105F・18106F・18107F・18108F・18109F・18110F・18111F・18112F・18114F