2025年8月1日

【車両は当日のお楽しみ?】小田急電鉄海老名検車区で『小田急通勤車両図鑑 ー3ー 3000形撮影会』を開催へ

2025年7月31日より、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルより、同年9月13日開催予定の『小田急通勤車両図鑑 -3- 3000形就役30周年記念撮影会』に伴うツアーが発売されています。海老名検車区東側で3000形を使用して撮影会が行われます。使用車両は6両固定編成で予備留置の編成か土曜休日A11運用(6802レ)の充当編成が使用されるものと思われます。
▲3000形1次車(写真は3251F)は4編成が在籍。ワイドドアで車端部の座席は2人掛け、側面部は小型のLED式種別行先案内表示器(当初は3色LED式だったが、フルカラーLED式に換装済みだ。8000形4両固定編成と連結して運用されることがある。
▲3000形2次車(写真は3258F3262F)は8編成が在籍。1次車から大幅に仕様が変更され、3259F以降の旧川崎重工業兵庫工場製造編成からは側面部の種別行先案内表示器が大型化された。
▲3000形3次車(写真はリニューアル更新工事施工前の3263F)は6両固定編成では4編成が在籍。リニューアルは完了しているが、1編成には防音カバーの試験が行われていた。この3次車から付随車も登場した。
▲3000形4次車(写真はリニューアル更新工事施工後の3267F)は6両固定編成では2編成が在籍。リニューアルは完了しているが、この4次車からは車内案内表示器がLCD式(当時は15インチ、千鳥配置)に変更された。
▲3000形5次車(写真はリニューアル更新工事施工前の3270F・リニューアル後の3272F)は6両固定編成では4編成が在籍。リニューアルは完了しているが、この5次車では車内案内表示器がLCD式で全ドア上配置に変更された。
▲3000形6次車(写真は3275F)は6両固定編成では3編成が在籍。このうち1編成(3275F)はリニューアルが延期されており、まだまだリニューアル前の姿での活躍が期待できる。
▲3000形7次車(写真は3276F)は当初は6両固定編成が4編成製造されたが、そのうち2編成は10両固定編成となり、6両固定編成で残るのは2編成のみ。種別行先案内表示器はフルカラーLED式が採用された。
▲3000形8次車(写真は元3282F3093F)は当初は6両固定編成が3編成製造されたが、すべて10両固定編成となり、6両固定編成は8次車以降では存在しない(9次車は7次車の一部と8次車の10両固定編成改造に伴う中間増備車)。

3000形6両固定編成は当初は32編成(192両)が製造されましたが、7次車の2編成と8次車では現在の3号車と8号車(元4号車)の中間に9次車の4両ずつを増結した10両固定編成に改造されており、現在は27編成(162両)の在籍で、3次車以降の10編成(60両、3次車~5次車は全編成)のリニューアル更新工事が完了しています。様々な種類の3000形がいますので、単独撮影会を開催した1000形や2000形とは異なり、3000形は細かいところで仕様が異なるので、撮影会に参加する甲斐が大いにあると個人的に思っています。しかもリニューアル前の6次車・7次車だとなおいいですよね。リニューアル車でも旅客用扉の交換の有無があったりしますので、その違いにも注目してほしいと思います。海老名検車区の予備編成か、土曜休日A11運用(6802レのみ)の充当編成の可能性がありますので、撮影会当日までどの次車のどの編成が使用されるのかわからないのも面白いところですね。