2024年4月19日、川崎車両株式会社兵庫工場にて製造された横浜市交通局グリーンライン10000形10141F(4両固定編成)に組み込む中間増備車(10143+10144)の甲種輸送が実施されました。
▲グリーンライン10000形の6両固定編成への増強は10141Fの分で通算7編成目となる見込みだ。残る中間増備車は当初予定では3編成分(6両)となる。4両固定編成のまま残るのはどの編成になるのだろうか。
グリーンライン10000形の中間増備車は車番から10141Fの分となり、同形式の6両固定編成への増強は通算7編成目になります。中間増備車は川和車両基地に搬入される見通しです。10141Fでは車内案内表示器や種別行先案内表示器などが未更新のままであるので、ドアランプ設置、誘導音の設置、種別行先案内表示器などの更新といった中間増備車に合わせた改造工事を行い6両固定編成になるものとみられます。この形式では6両固定編成への改造が予定されている10141F以外の16編成に“GREEN × EXPO 2027”のヘッドマークが掲出されています。いずれは6両固定編成として運用に戻る場合に10141Fにも掲出されるでしょうね。
【川和車両基地10000形在籍状況】全17編成82両(中間増備車含む) 2024年4月21日現在
《4両固定編成》11編成44両 ※10141Fに10143+10144を増結予定
10011F・10021F・10041F・10051F・10061F・10071F・10091F・10141F・10151F・10161F・10171F
《6両固定編成》 6編成36両
10031F・10081F・10101F・10111F・10121F・10131F