2024年3月31日より、横浜高速鉄道Y500系Y514Fが『YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN 2024』として運転されています。この編成には前面部・側面部の行先表示器と列車番号表示器が従来のLED式から白色LED式に更新され、5000系列から前面部の3色LED式が消滅したことになります(ただし側面部の3色LED式は一部編成に残っている)。
▲『みなとみらい線開業20周年記念トレイン』の横浜高速鉄道Y500系Y511Fを契機に行先表示器・列車番号表示器が田園都市線5000系、目黒線5000・5080系の初期編成と同じ白色LED式仕様に更新されたが、『YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN 2024』となったY514Fの更新をもって、前面部の種別行先案内表示器は全車両がフルカラーLED式に。
▲行先表示器・列車番号表示器が更新された5000系列(写真は5101F・5182F)。Y500系の製造ベースはこの田園都市線の5000系初期編成で、種別表示が幕式、行先表示と列車番号表示がLED式となっていた。最初に種別が更新されたあと、行先・列車番号表示が更新されている(ただし5181F・5182Fは相模鉄道直通対応工事の際に施工され、側面部は完全更新となっている)。
田園都市線の5000系列をベースに製造されたY500系の行先表示器・列車番号表示器が更新されるのはこれが最後となりました。元町・中華街(MM-06)行きに入る場合は横浜高速鉄道みなとみらい線のマスコットキャラクターの『えむえむさん』が表示されています。Y500系を含む5000系列では全編成で前面部の種別行先案内表示器がフルカラーLED化された形になりましたが、側面部は一部東横線向け編成の中間付随車で残されています。これらの車両の行先表示器の更新が行われると、全編成全車両の種別行先案内表示器がフルカラーLED式に統一されることになりますね。