2023年10月から小田急電鉄大野総合車両所に入場し、リニューアル更新工事と重要部検査を受けて2024年4月3日に出場した3000形3264F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が、6日の5107レ(土曜休日A12運用・藤0605←大0534)から定期営業運転に復帰しました。同形式で通算6編成目のリニューアル車となっています。
▲3000形3264F(日本車両製造3次車・6両固定編成)がリニューアル車両として営業運転に復帰を果たしA運用専任となった。リニューアル更新工事前は1000形4両固定編成と連結して運用されていた。同形式ではすでに旧川崎重工業5次車で初めて3269Fがリニューアル更新工事施工のため入場中となっている。
▲前回の3000形3263FではLED照明と一体化したアンデス電気株式会社製の車内防犯カメラが設置された。おそらく今回も同様だろう。ただし同形式リニューアル車の一部は株式会社MOYAIの“IoTube”となっている。
今回の3000形3264Fでは3263F・3265F・3266Fと同じ日本車両製造豊川製作所製造の3次車の6両固定編成で4編成目、同形式通算6編成目のリニューアル車となり、3次車・4次車の6両固定編成すべてがリニューアル車となりました。2024年度の3000形のリニューアルは基本的には5次車以降の6両固定編成となりますので、3269F・3270F・3271F・3272Fを中心とした動向が注目されます。なお5次車のうち3272F以外は帯がロイヤルブルーのままですので、入場時には帯の変更作業が行われますね。なお前日の5日に平日A11運用に充当されていた8000形8257Fの動向が注目されます。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2024年4月6日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《2024年度》1編成( 6両)
3269F
《現在未施工》8編成(48両)
3270F・3271F・3272F・3273F・3274F・3275F・3276F・3277F