2024年4月10日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-24編成(クハE217-24以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-24編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。この配給輸送は日中時間帯に行われた。なお最後尾車両となるクハE216-2026の幕は『回送』ではなくなぜか『特別快速』となっていた。
今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独のみの廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われているようです。今回配給輸送された都クラY-24編成は1997年度に製造されており、約27年間の活躍となりました。なおこの編成を含む4次車は基本編成の1号車を和式トイレ(現在では付属編成の下り方先頭車に移設)から車椅子対応の洋式トイレに変更されました(4次車以降の付属編成は3次車までの基本編成の1号車に車椅子対応トイレにする関係で下り方先頭車を車椅子対応の洋式トイレで新製し、もとの和式トイレの車両と交換した)。